コンビニ商品のデジタルギフトが大人気!マーケティングに活用する5つのメリットとは?
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最近のローソン等のコンビニ商品は、ひと昔前と比べてはるかに洗練され、クオリティも向上しており、人気が大いに上がっています。そんなコンビニ商品はデジタルギフトとの相性もよく、マーケティングに有効な組み合わせです。
今回の記事では、コンビニ商品が大人気となっている理由を紐解き、デジタルギフトとの相性の良さを説明します。その上で、両者を組み合わせたマーケティングのメリットについて、詳しく解説していきましょう。
今、コンビニ商品(ローソン等)が大人気の理由!
今、ローソンなどのコンビニ商品に消費者の熱い視線が集まっています。まず、なぜコンビニ商品が大人気なのかについて、理由を見ていきましょう。考えられる主な理由は、以下の4つです。
- そこでしか買えない人気スイーツブランド等とのコラボ商品
- ボジョレー・ヌーボーなどの季節限定「旬の銘品」
- エンタメ系のキャンペーン商品
- 無印良品や成城石井のコーナー展開(ローソン)
それぞれの理由を、詳しく見ていきましょう。
そこでしか買えない人気スイーツブランド等とのコラボ商品
かつて「プレミアムロールケーキ」を大ヒットさせ、今につながるコンビニスイーツ大ブームを巻き起こしたのはローソンです。
そのローソンは現在、オリジナルのスイーツブランド「Uchi Café(ウチカフェ)」で、さまざまな人気スイーツブランドとのコラボに注力しています。
「GODIVA」とのコラボによるベーカリーやデザート、生クリーム専門店「MILK(ミルク)」とのコラボによるスイーツやパン、ベーカリー、「おいもやさん興伸」とのコラボによる新作芋スイーツなどなど、枚挙に暇がありません。
また2022年9月に始まった、新進気鋭のパティシエ6人による「プリンの限界」プロジェクトも話題を読んでいます。各シェフが1ヶ月交代で合計6ヶ月間販売する内容です。
新しい世代(20〜40代前半)のパティシエたちが現在大きなムーブメントを起こしている中で、彼らにフォーカスして洋菓子界のレベルを底上げする取り組みといえるでしょう。
スイーツメディアとタッグを組んでのプロジェクトです。
現在、各コンビニがしのぎを削ってスイーツブランドとのコラボスイーツに取り組んでおり、次々と生まれてくる新作コンビニスイーツに、スイーツファンは熱い眼差しを向けています。
「ボジョレー・ヌーヴォー」などの季節限定「旬の銘品」
毎年の11月第3木曜日の午前0時に解禁されるワイン、「ボジョレー・ヌーヴォー」をコンビニも取り扱っています。最寄りのコンビニで手軽に入手できるのは、ワイン好きの人たちにとってありがたいことです。
そんな「ボジョレー・ヌーヴォー」やクリスマスケーキなどの季節が限定されるグルメ商品を積極的に扱っていることも、コンビニ商品が大人気の理由です。
エンタメ系のキャンペーン商品
映画やドラマ、人気アニメなどのエンタメコンテンツとコンビニの、タイアップキャンペーンも盛んです。
それぞれのコンテンツのファンや俳優・声優のファン、アニメキャラクターのファンが、そのコンビニでしか入手できない限定商品を求めて来店します。
無印良品や成城石井のコーナー展開(ローソン)
ローソンでは、親子二世代や孫も含めてファミリー三世代で愛用していることも珍しくない人気ブランド「無印良品」のセレクトされた商品を、コーナー展開する店舗を拡大中です。
また、「良い料理に合わせる」伝統的なワインを追求していたローソンは、傘下に置く「成城石井」のこだわりの直輸入ワインをコーナー展開しています。「コンビニでこんなワインが!」と驚くワインファンも珍しくないようです。
爆速で広まるデジタルギフトでもコンビニ商品は大人気!
一方、最近ものすごい勢いで普及しつつあるデジタルギフトの分野においても、コンビニ商品が高い人気を誇っています。
ここではまず、デジタルギフトとはどういうものなのかをおさらいし、コンビニ商品がデジタルギフトでも大人気である背景を探っていきましょう。
デジタルギフトとは?
デジタルギフトをひと言でいえば、贈るプロセスをデジタル化したギフトです。受け渡しはギフトのURLをメールやSNSで送付した時点で完結します。あとは決められた期間内に、受け取った人の都合に合わせて然るべき場所で商品・サービスと引き換え、消費するだけです。
無駄なアクションや手間を嫌う現代の消費者には最適なギフトの手渡し方といえるでしょう。そのため、企業のマーケティングに活用されることが増えています。
たとえば、企業のアンケート協力の謝礼やキャンペーン参加のインセンティブとしてのノベルティが魅力的であっても、受け取る手順が面倒なら、参加のモチベーションが下がります。
しかしデジタルギフトを活用したノベルティの渡し方なら、送付先の氏名住所電話番号などの入力も必要なく、もしくはどこかに受け取りに行く必要がなく、消費者はほとんど煩わしさを感じません。結果的に、消費者の協力や参加のハードルが下がります。
また、デジタルギフトは贈り手にとっても、商品を仕入れて在庫を管理・配送するなどのオペレーションはまったく不要です。従来では施策実施に必要だった、オペレーションコストを抑えられます。
つまり、デジタルギフトは受け手と贈り手の双方が快適に活用できる、現代的なギフトの手法といえるでしょう。
デジタルギフトについてさらに詳しい情報をお知りになりたい場合は、以下の記事を参照してください。
デジタルギフトはコンビニ商品と相性抜群
現在、デジタルギフトは、マーケティング上の施策として重宝されています。アンケート協力への謝礼、キャンペーン参加のノベルティ、当選者への賞品など、かけるべきコストに応じて、自由自在にチョイスできます。
コーヒー・スイーツ・アイス・デザートなど気軽に消費できる
コンビニ商品のコーヒーやスイーツなら受け取る側の多くの人は、誰でも気軽に消費できます。ほかにもアイスやデザートなど、勤め帰りや移動中に立ち寄って消費できる手軽さが、コンビニ商品のデジタルギフトのメリットです。
各コンビニ自慢の人気定番商品が対象
ローソンやファミリーマート、セブンイレブンほか、各コンビニが自慢とする人気定番商品がデジタルギフトの対象となっています。常に在庫があって品質も安定している定番商品なら、使用したユーザーが得る満足度の高さも期待できます。
参考までに、当社で扱っているコンビニ商品のデジタルギフトの一部を挙げてみましょう。
- ローソン【お持ち帰り限定】マチカフェ コーヒーS ホット/アイス
- ローソンNL のむヨーグルト各種(各種200g)いずれか1本
- ローソン【お持ち帰り限定】プレミアムロールケーキ
- ローソン【お持ち帰り限定】からあげクン各種
- ローソン ハーゲンダッツ 7種いずれか1つ
- ローソン ピノ 6個入り
- ファミリーマート ファミマカフェ コーヒー
- ファミリーマート ポカリスエット 500ml
- セブンイレブン 7プレミアム 商品
しかしコンビニ商品のデジタルギフトが喜ばれているのは、形がある物理的な商品だけではありません。
デジタルギフトには「金券型」も存在しています。アマゾンギフトのデジタル版や映画のギフト券のデジタル版、図書カードのデジタル版などです。
そしてコンビニ関係では「ローソンお買い物券(500円)」を始めとした、コンビニのお買い物券のデジタルギフトも好評です。
お買い物券は、コンビニ内のほとんどの商品に使える汎用性の高さから、贈り先の人の好みがわからなくとも有効に使ってもらえます。特に使い勝手が良いローソンお買い物券について、もう少し詳しく見ていきましょう。
季節限定・コラボ・キャンペーン系商品もお買い物券で購入可能
ローソンお買い物券の使い道は、大変広いです。たとえば先に挙げた、季節限定品やブランドとのコラボ商品、キャンペーン系タイアップ品などの、デジタルギフトの品目の選択肢にならないものも、ローソンお買い物券で購入可能です。
なお、ローソンお買い物券はほとんど現金同様ではありますが、現金と違う部分や一部に使えない商品があるので、詳しく見ていきましょう。
お買い物券の使い方と有効期限
ローソンお買い物券はローソンにて現金同様に使えますが、お釣りは出ません。そのため、お買い物券の額面を超える商品を選んで、差額を支払う使い方が基本です。
一度に複数枚の使用は問題ありません。一般的なギフトカード(JCB・Visa等)と同じです。また、ローソンアプリの割引クーポンとの併用も可能です。
ローソンお買い物券の注意点として、使用できるのは「発券した店舗」のみです。他のローソンでは使えないので注意してください。
なお、有効期限は「発券の期限」と「発券後の使用期限」の2段階あります。スマホ画面によって発券できる期限が2ヶ月ですが、使用期限は発券してから7日間なので、注意を要します。
有効期限内に店舗で発券をしなければ、デジタルギフトとしての効力は消滅するので、気をつけてください。
お買い物券が使えない品目一覧
以下の品目など現金以外での取り扱いが不可の商品やサービスに対しては、ローソンお買い物券が使用できません。
- たばこ
- 収納代行
- QUOカード
- Loppiで発券するもの全て
- 切手など一部サービス
上記以外は様々な商品に使うことができ、ワインやビール・ウイスキー・焼酎などの酒類全般の購入にも使用可能です。
なお、ローソン等コンビニ商品のデジタルギフトキャンペーンにおける使い方については、以下の記事で特集していますので、ぜひそちらも参考にご覧ください。
マーケティングにコンビニ関連デジタルギフトを活用する5つのメリット
コンビニ商品のデジタルギフトの魅力を見てきましたが、ここではマーケティングにコンビニ商品のデジタルギフトを使うことがもたらすメリットを解説します。
メリットの項目を挙げると、以下のとおりです。
- コストを抑えてアプローチする対象者数を最大化できる
- 幅広い層を振り向かせられる
- 集客・アンケート・キャンペーン等多様な施策に対応できる
- もぎり機能などの新手法で競合と差別化しやすい
- Web媒体ならではの共有拡散を促進できる
個々のメリットを見ていきましょう。
コストを抑えてアプローチする対象者数を最大化できる
デジタルギフトでは、前述のとおり贈る側のオペレーションコストが一切発生しないという大きな特徴があります。
つまり同じ予算で施策を実行した場合に、抑えられたコスト分だけアプローチする人数あるいは当選者数を増やし、予算内での効果を最大限に膨らませることができます。
幅広い層を振り向かせられる
コンビニを利用する層は老若男女を問わず、また職業などにも影響されません。つまり、コンビニ商品のデジタルギフトをマーケティングのノベルティに活用すれば、非常に幅広い層を振り向かせられます。
たしかに、購入する商品にはそれぞれの属性によって偏りが出てくるでしょう。しかし、お買い物券も活用すれば、どのような商品にでも使ってもらえる万能ギフトとなりえます。
集客・アンケート・キャンペーン等多様な施策に対応できる
デジタルギフトは、マーケティング上の使いみちが大変多いツールといえます。シンプルにノベルティを特典として、集客に使うのが基本です。
他には、アンケートに協力してもらった人たちに、謝礼として粗品を差し上げるのは一般的ですが、これまでは使ってもらえないことも多く見られました。
しかし使いやすいコンビニ商品のデジタルギフトであれば、手軽に使ってもらえる可能性は極めて高く、有効なノベルティとなるでしょう。
また、キャンペーン参加のベタ付け(参加者全員に渡すこと)のインセンティブや、インスタントウィンなどの抽選で当たる賞品などにも、対象のグループに合うものをチョイスできます。
予算を有効利用して、一人でも多くの対象者にアプローチできるので、マーケティングの費用対効果の良さも期待できるでしょう。
もぎり機能などの新手法で競合と差別化しやすい
コンビニ商品のデジタルギフトの使い方も、どんどん進化してきています。たとえば当社のデジタルギフトで提供できる「もぎり機能」を使えば、競合他社との差別を後押しするでしょう。
「もぎり」とは、回数券を使用するごとに千切っていくことや、テーマパークや映画館などで入場時に半券を千切ることです。「もぎり機能」はその「もぎり」をスマホでできるようにデジタル化した手法です。
本来デジタルギフトは、1つのURLで引き換えできる商品は基本的に1つです。しかしもぎり機能によって複数の選択肢から選んで引き換えできる「選択型ギフト」や、複数の商品をタイミングを分けて受け取れる「複数ギフト」などが設定できます。
Web媒体ならではの共有拡散を促進できる
デジタルギフトは必ずなんらかのWeb媒体を通して、該当商品のURLを送付します。それゆえに、Web媒体ならではの拡散性が期待できるのです。
ソーシャルメディアにて、ユーザーがデジタルギフトを獲得したキャンペーンやアンケートを、自発的にフォロワーにおすすめしてくれることが多いです。
また、ノベルティをコンビニで引き換えた際に、商品を手にした喜びの感想などを共有拡散することで、マーケティング施策の波及効果が広がります。
Web媒体では、アナログのキャンペーンよりも、広がるスケールが大きくなりやすいです。そのため、費用対効果をさらに高めてくれるポテンシャルを、コンビニ商品のデジタルギフトを活用したマーケティングは備えています。
まとめ
コンビニ商品に人気が集まる理由や、デジタルギフトとコンビニ商品の相性が良い背景に触れ、コンビニ商品のデジタルギフトをマーケティングに活用するメリットをご紹介しました。
多くの人がいつでもぶらりと立ち寄って利用できるコンビニ商品は、内容の充実度も相まってデジタルギフトに大いに向いています。マーケティングの材料として、大変有効であることがおわかりいただけたのではないでしょうか。
競合との差別化に有効な「もぎり機能」など当社独自の機能を活用し、コンビニ商品のデジタルギフトを使って、マーケティング戦略にぜひ弾みをつけてください。