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コロナ時代、ニューノーマルなプロモーション戦略とは

オフラインプロモーションは多くの企業が苦戦中…!

新型コロナウィルス感染症の影響により、親しい人と会うことさえままならない状況が続いています。

自粛生活でオンラインショッピングなどを利用する人が増え、最近ではハンコもいらず、非接触での受け渡し方法を運送会社が取り入れています。

感染リスクを考え、さまざまな場面において「対面しないこと」が良しとされています。

ライフスタイルだけでなく、1回目の緊急事態宣言が出されてからは、多くの企業でテレワークという働き方が推奨されることとなりました。

それをきっかけに、宣言が解除されてからもテレワークを継続する企業が、これまで借りていたテナントビルを解約するといった動きも見られます。

担当者が自宅にいては実際に会って営業することはできません。

個人宅への訪問なども、在宅率は上がったかもしれませんが、インターホン越しで対応してもらえるのがせいぜいでしょう。

また、店頭でのキャンペーンや展示会などのイベントを行うこともあまり支持されない状況です。

開催する場合には感染リスクへの配慮が求められますし、なかなか人が集まらないことが予想されます。

予算に対しての費用対効果を考えると、このご時世では良い結果になるとは思えません。

まだしばらくは密を避け、人と一定の距離を取ることを国や専門家から提言されている以上、積極的な対面でのプロモーションは、ともすれば商品や企業の印象を良くないものとしてしまい、逆効果になる恐れがありそうです。

上場企業を対象とした調査では、およそ8割弱がこのコロナ禍で「業績にマイナスの影響が出ている」と答えています。

自粛や時短営業などにより既存顧客が減少したこと、新規顧客の獲得が難航していることが要因のようです。

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コロナ禍でも、デジタルプロモーションなら勝機あり!?

ここまで世情が変化してしまっては、こちらもアプローチ方法を変えざるを得ないでしょう。

企業の5社に1社がこのコロナをきっかけに「事業の業務転換の予定がある」あるいは「すでに転換している」といいます。(*1)

テレビ電話、オンライン会議、レッスン、セミナー、飲み会…と公私ともにこのコロナ禍において、デジタルコミュニケーションは無くてはならないものとなりました。

そしてLINE、Twitter、Instagram、Facebookと代表的な4つのSNSすべてで、コロナの影響と思われる利用者の増加が報告されています。

SNSの利用時間もコロナ以前と比べて「変わらない」もしくは「長くなっている」という人がほとんどで、減ったという人は1.8%しかいません。

そして、コロナ情報の次に「企業の公式アカウント」を目にすることが増えたとの回答が多い結果に。SNSの利用時間の増加に伴い、自然と目にする機会が増えたものと思われます。(*2)

対面せずに一度に多くのユーザーへアクションが起こせるツールのひとつでもあるSNS。

このユーザー数、利用時間が増えている点を、見逃さない手はありません。

つまり、離れてしまった既存顧客を取り戻し、新規顧客を獲得するための手段としてWEBサイトやSNSを使った「デジタルマーケティング」や「デジタルプロモーション」を導入する良い機会ともいえるのです。

SNSごとにメインとなるユーザー層、機能や特徴に違いがあります。

そのため、ブランディング、集客、認知拡大、マーケティング…といった「目的」とその「ターゲット」に合わせて使い分けることで、より良い効果を導きやすくなります。

SNSをプロモーションにどう活かす?効果的な方策は?

デジタルプロモーションにSNSを活用する方法は多種多様ありますが、とりあえずアカウントを作って始めてみるだけでは、反響を得るのは難しいものがあります。

SNSでデジタルプロモーションを開始、または既に行っている場合の活性化に有効なのが「デジタルギフト」を組み合わせたキャンペーンです。

デジタルギフトは、メールやSNS経由で誰にでもクーポンやプレゼントを即時に贈れることが最大の特徴です。送り先住所などがいらないため、個人情報の管理も必要ありません。

100円~数万円まで800種類以上の幅広い商品があり、予算やキャンペーンの規模に合わせて選択できるのも注目すべき点です。1等、2等などで違う景品の設定も可能です。

そして、配送の手間や送料、人件費など、大幅なコスト削減が見込め、担当部署の負担軽減にもつながります。

削減できた分をプレゼントへ回すことにより当選者数を最大化でき、費用対効果のアップが期待できます。

デジタルギフトはこうした利点を備え、成果もデータとして残るため、デジタルプロモーションで行うキャンペーンなどを実行・分析しやすいサービスとなっているのです。

具体的な活用法としては、例えば、大手フードチェーン店ではTwitterでデジタルギフトのクーポンや金券を使い、定期的にキャンペーンを行っています。

もともと既存顧客へのリピート施策として、フォロワーへ決まった条件でクーポンを発行していました。

さらに新規顧客の獲得と新商品の認知拡大のため、Twitterのフォロー&リツイートで「商品購入に使えるデジタル金券」が抽選で当たるキャンペーンを開始。

Twitterのトレンド入りになるほど大きな反響があり、新商品も予想を上回る120%の売り上げとなりました。

好評だったためその後も新商品発表の際には同様のキャンペーンを行い、約半年ほどでTwitterのフォロワーを新規に8万人獲得しました。(*3)

別の例では、Instagramの公式アカウントをフォローするとまず1つに参加でき、ハッシュタグをつけて写真を投稿するとさらにもう1つにも応募できるという、同時に2つのキャンペーンを行った保険会社があります。

新商品の発売記念キャンペーンとして、ターゲットに合った写真の指定をすることで、投稿者の周囲にいる同じくターゲットとなるフォロワーへと周知されることになります。

商品はどちらもデジタルギフト券が抽選で当たるのですが、写真投稿は1人何回でもOKで、投稿数が多いほど当選率がアップするという仕組みになっています。(*4)


その他にも、

  • LINEで公式アカウントへ登録&アンケートに回答、謝礼にデジタルギフトがもらえる

  • 来店、展示会来場、会員登録、メルマガ登録などをSNSで募集・告知。特典でデジタルギフトをプレゼント

といった例などもあります。

顧客との接触に、場所を選ばず、時間やタイミングを調整しやすいデジタルプロモーション。

使えるツールはたくさんありますが、SNSとデジタルギフトとの組み合わせから検討してみてはいかがでしょうか。

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<参照サイト>

*1:
『新型コロナの影響で2割の企業が「事業の業態転換の予定もしくは可能性がある」』
https://dime.jp/genre/1064250/

*2:
『消費者は今企業SNSをどう見ている?「新型コロナウイルス感染症拡大に伴う消費者のSNS利用実態調査」結果発表』「アライドアーキテクツ株式会社調べ」https://service.aainc.co.jp/product/echoes/voices/0028

*3:
Adver Times.
https://www.advertimes.com/20201208/article329281/

*4:
スマートプラス少額短期保険株式会社
https://www.hug-hoken.com/campaign/202008/instagram-lp/

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