SNSキャンペーンを成功させる実施法
SNSとはソーシャルネットワーキングサービス(Social Networking Service)の頭文字をとった略称で、日本では2000年代後半から急速に普及が進みました。
2004年にmixiがサービスを開始して以降、FacebookやTwitter、InstagramなどのSNSが相次いで登場し利用者を増やしました。
2022年度の日本のSNS利用者は8,000万人を超え、年代別では、10~20代の利用率が90%超、30~60代が80%前後とされています。
SNSの普及は今、人々のコミュニケーションや情報収集のあり方を大きく変化させています。
そうした背景から、企業のマーケティングにおいてもSNSは重要なものとなりました。
SNSを巨大なメディアとしてとらえ、顧客とコミュニケーションをとる手段として、また、自社商品やブランドの認知拡大・販売促進の手段として、多くの企業がSNSを活用しています。
中でも、SNS上で展開する様々な形態のキャンペーンは、費用対効果の高いマーケティング施策として、注目を集め、多くの企業が取り組んでいます。
そこでこの記事では、SNSキャンペーンを成功させるための実施方法について、マーケティング担当者・SNS運用担当者向けに解説していきます。
目次[非表示]
SNSキャンペーンとは?
SNSキャンペーンとは、TwitterやInstagram、TikTokなどのSNSプラットフォームを活用して特定のメッセージやプロモーションを拡散させようとするマーケティング施策です。
自社が運用するSNSアカウントのフォローや指定した投稿の拡散などを参加条件に、抽選で当選した応募者に特典やプレゼント景品を付与する、といった手法が一般的です。
SNSの特徴として拡散性が挙げられますが、この拡散性を利用して多くの消費者にリーチしようという施策です。
SNSキャンペーンの特徴とメリット
SNSには、いくつかの大きな特徴があります。例えば、
- 拡散性
- 双方向コミュニケーション(インタラクティブ性)
- 多様なコンテンツ形式(文字、写真、動画、ライブ配信など)
- ユーザー生成コンテンツ(ユーザーの投稿)
SNS上で展開するキャンペーンは、これらの特徴を戦略的に利用して展開します。
ここでは、キャンペーン施策を成功させる観点から見たSNSキャンペーンの特徴とメリットについて解説します。
費用対効果が高いマーケティング施策
SNSキャンペーンは、費用対効果の高いマーケティング施策として注目されています。従来の施策と比較して費用対効果が高いという点は大きなメリットであり特徴でもあります。
費用対効果が高くなる理由はいくつかあります。
- 従来の広告などと比べ、低コストで実施できる
- 実施の難易度が低い
- 高い拡散力で多くの消費者にリーチできる
- ターゲティングが容易
- 消費者と双方向でのコミュニケーションがとれる
SNSキャンペーンの高い費用対効果は、これらの要因を戦略的に絡み合わせたキャンペーン設計から生まれます。
したがってSNSキャンペーンでは達成しえない目標や、見当はずれのキャンペーン設計をしてしまっては、高い費用対効果を得ることはできません。
ターゲティングされた消費者にリーチしやすい
前項でも触れましたが、ターゲティングが容易という点も、SNSキャンペーンの特徴です。
マーケティングの視点から見れば、ターゲティングされた多くの消費者にリーチできるということになり、これは大きなメリットと言えます。
多くのSNSプラットフォームでは、次のような要素に基づいたターゲティング設定が可能です。
- 年齢
- 性別
- 地域
- 興味関心
- 行動履歴
- デバイス
- 言語
こうして最終的に獲得したい顧客の属性に近い消費者にリーチすることで、次のような成果をSNSキャンペーンで生み出すことが可能になります。
・認知拡大
自社が訴求したいと考えるターゲット層に対しての、自社ブランド、商品、サービスの認知拡大が見込めます。
ハッシュタグやリツイートなどを有効に使うキャンペーン手法を用いれば、SNSの高い拡散力によって、より多くのターゲット層にキャンペーン情報を届けることができます。
・リード獲得、新規顧客獲得
自社が訴求したいと考えるターゲット層にリーチすることで、有望なリード(見込み客・顧客候補)獲得や新規顧客獲得につなげることが可能となります。
こちらもSNSの高い拡散力を活用することで、従来はアプローチできていなかった層への訴求が実現し、場合によってはダイレクトに購買までつなげることもできます。
消費者との継続的な接点を持てる
消費者との継続的な接点を持てることも、SNSキャンペーンの特徴であり、メリットです。
SNSは双方向でのコミュニケーションがとれるインタラクティブな媒体です。この特徴を上手く利用することで、SNSを企業・ブランドと消費者の関係を築くための強力な手段にすることができます。
その入り口・取っ掛かりになるのがSNSキャンペーンというわけです。
SNSを通じた消費者との継続的な接点を持つことで、次のような成果を生み出すことができます。
・顧客エンゲージメント向上
顧客エンゲージメントとは、企業と顧客の間に生まれる信頼関係です。
エンゲージメントが高い顧客は、「信頼する企業・ブランドだから」という理由で、商品やサービスを購買してくれます。
市場が飽和して新規顧客の獲得が難しくなりつつある昨今、顧客エンゲージメントを向上させることは、多くの企業にとって重要な課題となっています。
そうした市場環境の中で、SNSキャンペーンという形で日常生活の中で消費者に企業・ブランドと頻繁に接してもらうことで、顧客エンゲージメントを高めていくことが可能になります。
・顧客ロイヤルティ醸成
顧客エンゲージメントと同様に、顧客ロイヤルティという言葉も近年頻繁に耳にするようになりました。
顧客ロイヤルティとは、顧客が企業やブランドに対して持つ愛着や信頼の度合いを指す言葉です。ロイヤルティの高い顧客は「ロイヤルカスタマー」と呼ばれ、いわばそのブランドの「大ファン」ということです。
ロイヤルカスタマーは新規顧客と比べ、購買頻度と購買単価が高く、さらには周囲の人に自社商品をリコメンド(推奨、オススメ)してくれることもあります。
一般に、新規顧客獲得コストは、ロイヤルカスタマーを育成するコストよりも高く非効率とされ、近年は顧客ロイヤルティ醸成に力を入れる企業が多くなりました。
SNSキャンペーンを入り口にして消費者との継続的な接点を持つことは、顧客ロイヤルティ醸成への大きな足掛かりとなります。
・購入歴のある顧客に再購入を促す
自社商品やサービスの購入歴のある消費者にターゲットを絞ったSNSキャンペーンを実施し、再購入を促すこともできます。
特典やプレゼントを用意することで、「久しぶりにまた買ってみようか」という気持ちにさせる手法です。
・ブランディング
SNSキャンペーンはブランディングに役立てることもできます。
ブランドのターゲット層との継続的な接点をSNS上に持つことで、ブランドイメージを継続的にターゲット層に届けることが可能になります。
SNSキャンペーンの種類とプラットフォーム
SNSキャンペーンは、利用するSNSプラットフォームによって種類や手法が異なります。
自社の展開しようとするキャンペーンの目的やターゲット層によって、キャンペーンの種類や利用するSNSプラットフォームを適切に選択することが重要となります。
なお、各SNSプラットフォームにはそれぞれに規約やガイドラインが設けられており、キャンペーンもそれに準拠した内容に設計する必要があります。
規約やガイドラインは、頻繁に更新されるため、キャンペーン設計の際には、最新の規約やガイドラインを確認しなければなりません。
ここでは、SNSプラットフォーム別に主なキャンペーンの種類をご紹介します。
X(Twitter)でのSNSキャンペーン
X(Twitter)は日本だけでも6000万人に迫る勢いのユーザー数を誇る巨大なSNSプラットフォームです。
若年層から中年層を中心に幅広い年齢のユーザーに利用されていますが、20代後半から40代にかけてのユーザーが特に活発とされ、男女別の利用率はほぼ同程度です。
X(Twitter)はトレンドを重視することから、トレンドや最先端の話題に敏感な層の利用率が高いことも特徴です。
SNSキャンペーンで利用する際には、X(Twitter)の特徴やユーザー傾向を考慮の上、自社キャンペーンに適しているかを判断することが大事です。
・いいねキャンペーン
キャンペーンで指定する対象の投稿(ツイート)に「いいね」をすることが参加条件で、併せて自社アカウントのフォローも参加条件にするケースが一般的です。
ユーザーが「いいね」をすることで投稿の拡散につなげる狙いです。また、「フォロー」もしてもらうことで、ユーザーとの継続的な関係性を構築します。
ワンクリックで簡単に応募できて参加ハードルが低いため、高い参加率が期待できる手法です。
・リツイートキャンペーン
キャンペーンで指定する対象の投稿(ツイート)をリツイートすることが参加条件で、併せて自社アカウントのフォローも参加条件にするケースが一般的です。
リツイートは、ユーザーが対象投稿を自身のフォロワーと共有する機能です。リツイートしてもらうことが、キャンペーン投稿の拡散につながります。また、「フォロー」もしてもらうことで、ユーザーとの継続的な関係性を構築します。
リツイートキャンペーンもやはり参加ハードルが低いため、高い参加率が期待できる手法です。
・インスタントウィンキャンペーン
インスタントウィンキャンペーンは、キャンペーン参加条件を満たしたユーザーがその場で抽選結果がわかる形式で、いいねキャンペーンやリツイートキャンペーンの抽選方法として用いられるものです。
即時抽選はシステム上で自動で実施されます。
ユーザー側の視点から見ると、その場で抽選結果がわかるゲーム性が楽しく、参加ハードルも低いため、X(Twitter)では特に人気のあるキャンペーンのタイプです。
X(Twitter)自体にはインスタントウィン機能は用意されていないため、インスタントウィンキャンペーン実施の際にはシステムを準備しておく必要があります。
・ハッシュタグキャンペーン
ハッシュタグキャンペーンは、キャンペーンで指定する特定のハッシュタグをつけた投稿(ツイート)を参加条件にするもので、併せて自社アカウントのフォローも参加条件にするケースが一般的です。
キャンペーンのハッシュタグをつけた投稿(ツイート)は様々な形でユーザーに表示され、キャンペーン情報の拡散につながります。また、「フォロー」もしてもらうことで、ユーザーとの継続的な関係性を構築します。
ハッシュタグキャンペーンも参加ハードルが低いため、高い参加率が期待できる手法です。
InstagramでのSNSキャンペーン
Instagramは日本では3000万人以上のユーザーに利用されている人気のSNSプラットフォームです。
若年層には特に人気が高く、10~20代がユーザー層の中心ですが、30代以上のユーザーも増加傾向です。また、女性ユーザーの比率が比較的高めです。
Instagramは、画像や動画でユーザーの視覚に訴えることが特徴のSNSで、「インスタ映え」というワードもすっかり一般化しました。
また、ユーザーの興味や関心に合わせたコンテンツを配信できる機能が充実しているSNSでもあります。
SNSキャンペーンで利用する際には、Instagramの特徴やユーザー傾向を考慮の上、自社キャンペーンに適しているかを判断することが大事です。
・ハッシュタグキャンペーン
ハッシュタグキャンペーンは、キャンペーンで指定する特定のハッシュタグをつけた投稿を参加条件にするもので、併せて自社アカウントのフォローも参加条件にするケースが一般的です。
ハッシュタグとともに、キャンペーンの指定するテーマに沿った写真の投稿を参加条件にする形態を特に「フォトコンテスト形式」と呼び、Instagramで展開するキャンペーンとしては人気です。
例えば、写真のテーマを自社商品にすることで、自社商品の写真がInstagram上で拡散されることになります。
・いいねキャンペーン
キャンペーンで指定する対象の投稿に「いいね」をすることが参加条件で、併せて自社アカウントのフォローも参加条件にするケースが一般的です。
参加条件がシンプルで参加ハードルが低いことが特徴のキャンペーンで、より多くの参加者を見込むことができるキャンペーンタイプです。
・リポストキャンペーン
キャンペーンで指定する対象の投稿をリポストすることが参加条件で、併せて自社アカウントのフォローも参加条件にするケースが一般的です。
リポストとは、他のユーザーの投稿を自分のアカウントに再投稿(シェア)することです。
参加ハードルが低く、さらに拡散性が高いタイプのキャンペーンです。
TikTokでのSNSキャンペーン
TikTokは日本で1700万人ほどのユーザーに利用されている、若年層に人気のSNSプラットフォームです。
ユーザーの中心は10~20代で女性比率が高いSNSです。
短時間の縦長画面の動画がコンテンツの中心で、没入感が高いことがTikTokの大きな特徴です。
特にZ世代をターゲットに据えたSNSキャンペーンでは、押さえておきたいプラットフォームです。
・ハッシュタグチャレンジ
ハッシュタグチャレンジは、TikTokが用意している広告メニューの一種で、キャンペーンで指定する特定のハッシュタグをつけた「チャレンジ動画」の投稿を参加条件にするものです。併せて自社アカウントのフォローも参加条件にするケースが一般的です。
「チャレンジ動画」とは、インフルエンサーのダンス動画などをユーザーが真似をして投稿する動画です。
チャレンジの輪が広がることが楽しいTikTokの人気キャンペーンの形式で、高い拡散性に特徴があります。
・コメントキャンペーン
コメントキャンペーンは、キャンペーンで指定する投稿に対する「コメント」を参加条件にするもので、併せて自社アカウントのフォローも参加条件にするケースが一般的です。
このタイプのキャンペーンでは、ユーザーがコメントしやすい工夫をすることで参加ハードルを低くすることができます。例えば「あなたの好きな色は?」などと問いかけて、ユーザーが簡単にコメントできるようにします。
自社の投稿に多くのコメントを得ることで、拡散性を高めることができます。
SNSキャンペーンを成功させるポイント
SNSキャンペーンを成功させるためには、押さえておくべきポイントがいくつかあります。
ここではその中から主なポイントをご紹介します。
適切なSNSプラットフォームと手法の選択
SNSキャンペーンを成功させるために、まず大事なポイントは、適切なSNSプラットフォームを選ぶことと、適切なキャンペーン手法の設計です。
前述のとおり、各SNSにはそれぞれ特徴があり、ユーザー層も異なります。
自社の展開するキャンペーンの目的やターゲットとなるユーザー層にマッチしたSNSプラットフォームを選択しなければ、キャンペーンの成功は望めません。
また、前述のとおり、キャンペーンの手法も多様です。
自社のキャンペーンに適した手法を採用することが非常に重要になります。
理解しやすくハードルが低い参加条件の設定
SNSキャンペーンを成功させるポイントとして重要な事項に、参加ハードルを低く設定することが挙げられます。
そのためにはまず、参加条件のわかりやすさが求められます。
SNSユーザーの多くは「スキマ時間」にSNSを見ています。ひとつの投稿をじっくり時間をかけて閲覧することは、あまりありません。
そうしたSNSユーザーの特性を考慮すると、複雑で理解に時間のかかる参加条件では多くの参加者を見込めないということになります。
さらに参加ハードルの低い条件である必要があります。
例えば、「フォロー」と「いいね」だけがキャンペーン参加条件であれば、ユーザーはスマホを2回タップするだけでキャンペーンに参加できます。参加ハードルは極めて低く、多くの参加者を期待することができます。
ターゲット層に応じた魅力的なコンテンツをつくる
ターゲット層の趣向に応じた魅力的なコンテンツをつくることも、SNSキャンペーンを成功させる大きなポイントになります。
これには、まずターゲット層についての理解を深めることが大事になってきます。
コンテンツのタイプは、利用するSNSプラットフォームにより異なります。プラットフォームの特徴を踏まえた上で、ターゲット層にマッチしたコンテンツを制作する必要があります。
ブランドイメージにマッチした一貫性のあるデザイン
キャンペーンに限ったことではないのですが、ブランドイメージにマッチした一貫性のあるデザインを採用することも、SNSマーケティングでは重要になります。
プロフィール画像、カバー写真、トーンなどで、ブランドの一貫性を保つことが大事です。
一目見ただけで「あっ、あのブランドね」とわかってもらえるようになれば、SNSマーケティングは成功に大きく近づいたと言えます。
魅力的で適切な特典・プレゼント景品を用意する
魅力的で適切な特典・プレゼント景品を用意することも、SNSキャンペーンを成功させる上で重要です。
適切なプレゼント景品は、キャンペーンの目的、ターゲット層、ブランドイメージ、予算など、様々な要因で変わってきます。
自社の展開するSNSキャンペーンには、どのようなプレゼント景品が適切なのか、十分な検討をすることが大事になります。
SNSキャンペーン景品の選び方
SNSキャンペーンの実施に当たっては、前述のとおり、ターゲット層にとって魅力的で、なおかつキャンペーン目的や予算にマッチした適切なプレゼント景品を選ぶことが重要です。
ここでは、魅力的で適切なプレゼント景品を容易に見つけることができ、費用対効果も高く、SNSキャンペーンとの親和性が非常に高いデジタルギフトの活用について解説します。
デジタルギフトはSNSキャンペーンに最適
デジタルギフトとは、様々なプレゼント景品をインターネット経由で、簡単に当選者に贈れる仕組みで、電子ギフト、ソーシャルギフトとも呼ばれています。
プレゼント景品の在庫を保管する必要はなく、発送手配等も不要です。
SNSキャンペーンの予算に合わせた設計がしやすい点や、X(Twitter)をはじめとするSNS上でプレゼント付与を完結させることができる点、キャンペーン目的やターゲット層、ブランドイメージにマッチした適切なプレゼント景品を見つけやすい点などが、デジタルギフトの特徴です。
SNS上でクーポンURLを送るだけ
SNSキャンペーンのプレゼント景品としてデジタルギフトを活用する方法は簡単で手軽です。SNSのDM(ダイレクトメッセージ)等でデジタルギフトのクーポンURLを送信すれば完了です。
当選者はスマホなどでクーポンURLをクリックすれば、プレゼント景品受け取りページが画面に表示され、対象店舗やネットショップでプレゼント景品を手軽に受け取れます。当選者にとっても面倒な手続きは不要です。
景品を受け取る当選者側の利便性が高い点も、デジタルギフトの特徴です。
インスタントウィンとの親和性も高い
X(Twitter)で展開するSNSキャンペーンでは、即時抽選のインスタントウィンが使われることも多いのですが、デジタルギフトにはインスタントウィンとの親和性が非常に高いという特徴があります。
キャンペーン参加者はSNS上に貼られたリンク先ページの画面上で抽選を行い、抽選結果はその画面上で判明します。当選した場合は、景品のクーポンURLをその場で受け取れます。
抽選から当選景品の付与まで、その場で完結してしまうのがインスタントウィンです。
デジタルギフトをプレゼント景品にしたインスタントウィンを実施するには、その機能が用意されているデジタルギフトサービス企業を選定する必要があります。
プレゼント景品の選び方
SNSキャンペーンでは、キャンペーンの目的、テーマ、ブランドイメージ、ターゲット属性、予算などに応じた適切な特典・プレゼント景品を選ぶことが重要です。
その一例をご紹介します。
1.キャンペーンの目的に適した景品を選ぶ
例えば、旅行関連ブランドでのブランド認知度向上が目的のSNSキャンペーンであれば、抽選で旅行体験型商品が当たるなどが、プレゼント景品の候補に挙がります。
2.ターゲットの属性に適した景品を選ぶ
例えば、子育て中の母親をターゲットに据えたSNSキャンペーンでは、子育て商品をプレゼント景品に選ぶことが適しています。
3.予算に応じたインセンティブを選ぶ
例えば、少ない予算で参加者全員にプレゼント景品を配布したい場合は、単価の低いコンビニ店舗のコーヒーなどが候補に挙がります。
自社キャンペーンに適したデジタルギフトサービスを選定する
SNSキャンペーンにデジタルギフトを利用する場合、必然的にデジタルギフトサービスを提供する企業を選定することとなります。
その際、デジタルギフトサービス企業にはそれぞれ特徴があるので、自社の展開するキャンペーンに適した企業を選ぶ必要があります。
例えば当社マフィンのデジタルギフトサービスには、次のような特徴があります。
1.業界最多1000品目以上の商品ラインアップ
単価100円程度の安価なものから、高額商品まで幅広い価格帯の商品を取り揃えています。
商品ジャンルも多様で、身近なコンビニ商品やファーストフード商品、各種電子マネー、お取り寄せグルメ、有名飲食店クーポン、旅行やエステ等の体験型商品など、様々なターゲット層に適した商品がラインアップされています。
2.最低発注ロットなし、初期費用・月額固定費も不要
最低発注ロットの設定がありませんので、小規模施策でも安心してご利用いただけます。
初期費用や月額固定費も発生しませんので、低コストでデジタルギフトをご利用いただけます。
※発注個数によってご提案できない商品もあります。
3.最短翌営業日に納品
デジタルギフトのクーポンURLは最短翌営業日に納品します。キャンペーン施策のスピーディーな運用をサポートいたします。
4.配信代行もご用意
配信対象者数が多数の場合などにご利用いただける配信代行もオプションでご用意しています。
5.インスタントウィン(即時抽選)システムもご用意
インスタントウィン・システムもオプションでご用意しています。専用URLのスタンドアロンで動作するので、SNSだけでなく電子メール等でも簡単にご利用いただけます。