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ウェビナーの運用方法と集客のポイント

ウェビナー


新型コロナウイルスの感染拡大により、企業活動も大きな影響を受けました。多くの業務を非接触で行う必要に迫られ、テレワークやオンライン会議があっという間に浸透しました。

従来は会場に人を集めて開催していたセミナーや講習会も例外ではありません。オンラインでセミナーを実施する、いわゆる「ウェビナー」がごく一般的になりました。
実施する企業側にも、参加者側にもメリットの多いウェビナーですが、実際どのようにしてウェブ上でセミナーを行うのか、よくわからないというセミナー担当者も多いと思います。

そこでこの記事では、ウェビナーの運用と集客のポイントについて、セミナー担当者向けに解説していきます。

目次[非表示]

  1. 1.ウェビナーとは?
  2. 2.ウェビナーのメリット
  3. 3.ウェビナーのデメリット
  4. 4.ウェビナーツールのタイプと選定ポイント
  5. 5.ウェビナー集客のポイント
  6. 6.ウェビナーに参加特典を用意する


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ウェビナーとは?

ウェビナーとは、ウェブ(Web)とセミナー(Seminar)を組み合わせた言葉です。インターネット回線を通じた動画配信で実施するセミナーで、「Webセミナー」や、「オンラインセミナー」と呼ばれることもあります。
また、セミナーとは異なる様々なWebイベントも、ウェビナーと呼ぶケースがあります。

ウェビナーには、参加者も文字や音声で質問できるタイプもあります。一方通行ではないコミュニケーションも可能です。

モバイル回線の高速化など通信環境の進化により、参加者はスマホでどこでも手軽に参加できるようになった点や、録画されたアーカイブ動画を後から好きな時に視聴できる点など、セミナーへの参加ハードルが非常に低いことが大きな特徴です。


会場開催型セミナーとウェビナーの相違点

ウェビナーには、会場開催型セミナーとは異なる点がいくつかあります。自社のセミナーが、どちらに適しているかは、開催目的や参加者の属性などによって異なります。
なお、ウェビナーと会場開催型セミナーを組み合わせて開催することも可能です。

・開催場所
会場開催型セミナーでは、参加者は物理的に同じ場所に集まりますが、ウェビナーでは参加者は同じ場所にいなくても参加できます。
会場開催型セミナーには会場に足を運べる人しか参加できませんが、ウェビナーはPCやスマホなどのデジタルデバイスとインターネット環境があれば、どこにいても参加可能です。

・対話性
会場開催型セミナーでは、参加者はリアルタイムで講師や他の参加者と対面対話できます。質問やコメントも対面で可能です。参加者と運営者が会場内の雰囲気も共有できます。
一方、ウェビナーでは、対面での対話はできません。対話は画面を通してテキストチャットや質疑応答セッションで行われることが一般的です。リアルタイムな音声や動画での対話は制限されることがあります。

・参加の制約
会場開催型セミナーでは、参加者はセミナー会場まで移動の必要性があり、地理的な距離に影響を受けることがあります。また、セミナー開催時間にセミナー会場にいる必要があります。さらに、会場の収容人数にも制限があります。
一方、ウェビナーでは、地理的な制約がなく、インターネット環境さえあれば世界中どこからでも参加可能です。また、多くの場合、録画配信で後からウェビナーを閲覧することも可能です。セミナー参加に対する時間的制約がないのです。

・開催者と参加者の負担
会場開催型セミナーでは、会場手配や会場設営、機材等の準備、イベントスタッフの確保などが必要になります。参加者も会場までの交通費や場合によっては宿泊費も必要になります。
一方、ウェビナーでは会場は不要。大掛かりな機材も不要ですので、開催の負担は小さくなります。
参加者も、会場までの移動や交通費などの負担が不要になります。

・参加者の人数
会場開催型セミナーでは、参加者数は会場の収容人数に依存します。一般に収容人数が大きいほど開催コストも高くなります。
一方、ウェビナーでは、参加者数は使用するウェビナーツールに依存しますが、Web上で実施するため、数千人、数万人といった大人数の参加者にも低いコストで対応できます。


ウェビナーの活用シーン

ウェビナーはビジネス上の様々なシーンで活用されており、その用途はさらに拡大を続けています。
コロナ禍の時期は非接触での開催が可能という点が評価されてウェビナーを採用する企業が増えました。しかし現在では、開催コストや業務負担、マーケティング上有利な場合がある点などが評価され、様々な目的の集会がウェビナー形式で開催されるようになりました。
例えば、次のようなものがウェビナー形式で開催されています。

  • 自社商品、サービスの説明会
  • 展示会
  • 対面営業の代替
  • 新卒、中途採用の説明会
  • 各種イベント
  • 研修会
  • 講習会
  • 株主総会
  • シンポジウム
  • パネルディスカッション
  • ワークショップ


ウェビナー配信のタイプ

ウェビナーの配信タイプは、一般的に大きく次の2パターンに分けられます。

・ライブウェビナー(Live Webinar)
リアルタイム配信のウェビナーです。テレビの生放送と同様に、予定された日時にリアルタイムで配信(ライブ配信)するタイプです。
運営者と参加者が、リアルタイムなコミュニケーションを取れる点が、リアルタイム配信の大きなメリットです。コミュニケーションには、チャット機能やアンケート機能を利用することが一般的です。
また、参加者が「同じ時間を共有している」感覚を持てる点も、リアルタイム配信の特徴です。
一方で、回線不具合など配信中のトラブルの対処が難しいといったリスクもあります。

・オンデマンドウェビナー(On-Demand Webinar)
事前に録画したウェビナーを、好きな時間に視聴できるように配信するタイプです。
ライブ配信ウェビナーを録画したものを配信する場合と、事前に制作したオンデマンド用動画を配信する場合があります。ライブウェビナーを録画配信するタイプは、ハイブリッドウェビナー(Hybrid Webinar)と呼ぶこともあります。

参加者が任意のタイミングで視聴できる録画配信は、参加の時間的制約がありません。参加者が自分のペースでウェビナーを視聴できる点は、録画配信の大きなメリットです。
また、何度も視聴し直したり、任意の部分を再生したりといったことが可能な場合もあります。
配信用動画を事前に制作する場合は、言い間違い等のミスがない高品質な動画を準備できるメリットもあります。
一方で、参加者と運営者がリアルタイムにコミュニケーションできない点は、オンデマンドウェビナーのデメリットとなります。


ウェビナーのメリット

ウェビナーのメリットについてはここまでも触れてきましたが、運営者サイドと参加者サイドに分けて改めて整理してみましょう。

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ウェビナー運営者サイドのメリット

ウェビナーの運営者サイドのメリットとしては、次のようなものが挙げられます。

・費用対効果を高めることが可能
セミナーの費用対効果を高めることが可能な点は、ウェビナー運営者サイドの大きなメリットです。

ウェビナーは一般的にコスト効率が良いセミナー方式です。
会場費、設営コスト、機材費、スタッフ人件費等、会場運営にかかるコストは不要で、それに伴う業務負担もなくなります。会場開催型セミナーと比較すると、安価な費用でセミナー開催が可能です。

会場運営が不要の上、録画配信も可能であることから、セミナー開催の頻度を多くすることもできます。参加者が少人数でも気にせず開催できるので、ターゲットにセミナー参加してもらう機会を増やすことができます。

また、録画配信によって、参加者はセミナーを何度でも見直すことができるため、セミナー内容の理解度が高まります。

こうしたことから、ウェビナーは費用対効果の高いセミナー施策として、多くの企業に採用されているのです。

・従来接触できなかった層にアプローチできる
従来接触できなかった層にアプローチできる点も、ウェビナー運営者サイドにとっての大きなメリットです。

ウェビナーには、参加者の地理的制限がありません。インターネット環境さえあれば、どこにいても参加可能です。
録画配信であれば、時間的制限もありません。参加者自身の都合に合わせたタイミングで視聴可能です。
スマホで手軽に参加することもできます。

つまり、参加障壁が非常に少ないのがウェビナーというわけです。
参加障壁の低さは、従来接触できなかった層へのアプローチを増やせることにつながります。
開催会場が遠方という理由で参加できなかった層や、開催時間に都合を合わせられなかった層に対しても、集客が可能になるのです。

・効果測定がしやすい
一般的にウェビナーを実施するためのツールには、参加者データを収集・分析する機能が装備されています。これを上手く活用すれば、ウェビナーの効果を測定し、改善するための情報を得ることができます。
機能はツールによって異なりますが、参加人数、視聴者の地域、視聴率、アンケート集計などが測定できることが一般的です。

・非接触でセミナーを開催できる
非接触でセミナーを開催できる点も、ウェビナー運営者サイドにとってのメリットです。
会場型では考慮する必要のある、消毒、検温、マスク着用、換気、ソーシャルディスタンスなどを考える必要がありません。そうした運営上の業務負担は不要です。
参加者にとってみれば非接触は「安心・安全」ということになりますので、参加障壁も低くなります。


ウェビナー参加者サイドのメリット

ウェビナーの参加者サイドの視点から見たメリットとしては、次のようなものが挙げられます。

・いつでもどこでも参加できる
いつでもどこでも参加できる点は、ウェビナーの参加者サイドのメリットです。

ウェビナーには、参加者の地理的制限がありません。オフィスでも自宅でも通勤途中でも参加可能です。
録画方式のオンデマンドウェビナーであれば、時間的な制限もありません。参加者の都合でいつでも視聴することができます。

・気軽に参加できる
参加が気軽な点も、ウェビナーの参加者サイドのメリットです。会場開催型セミナーと比べ、参加に対する心理的ハードルが低いのです。
ウェビナーであれば、スマホ片手にソファに寝そべってポテトチップスを頬張りながらセミナーに参加することもできます。
会場型と違い、途中で退席することも気兼ねなくできます。
こうした気軽さは、会場型セミナーにはないものです。

・交通費などの経済的負担がない
交通費などの経済的負担がない点も、ウェビナーの参加者サイドのメリットです。
スマホで参加する場合でも、Wi-Fi環境があれば余計な通信費もかかりません。

・質問しやすい
質問がしやすい点も、ウェビナーの参加者サイドのメリットです。
会場型セミナーで大勢の前で質問をすることは、人によっては勇気のいることです。しかし、ウェビナーではチャット機能で質問ができるので、参加者は気軽です。
近年はLINEをはじめとするSNSの一般化により、テキスト形式のチャット機能に慣れ親しんでいる人が多いことから、ウェビナーのチャット機能も気軽に利用する傾向のようです。


ウェビナーのデメリット

ウェビナーには多くの利点がある反面、デメリットもあります。
ここでは、運営者サイドと参加者サイドに分けてウェビナーのデメリットを整理してみましょう。

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ウェビナー運営者サイドのデメリット

ウェビナーの運営者サイドのデメリットとしては、次のようなものが挙げられます。

・インターネット接続の問題
ウェビナーはインターネット経由で配信します。そのため、インターネット接続に関する様々なトラブルが発生する可能性があるという点が、ウェビナー運営者サイドにとってのデメリットとなります。

具体的にはまず、運営者側のインターネット回線やウェビナーツールの不具合による配信トラブルが考えられます。使用する回線やツール、機材等は十分なチェックとテストが必要です。

次に参加者が使用するインターネット回線やウェビナーツールの不具合による配信トラブルも考えられます。参加者の回線が貧弱だった場合、画質等の品質低下、回線切断、配信遅延などが発生する可能性が高まります。
参加者側の回線環境は、運営者側ではコントロールできない問題です。

・ツールやデバイスに苦手意識を持つ参加者の存在
ウェビナーは、参加者にもウェビナーツールを利用してもらうことが前提です。参加者がそうしたツールや、使用するデバイスの扱いに不慣れな場合、配信を視聴してもらえないことも考えられます。
デジタルデバイスやツールに苦手意識を持ち不慣れという参加者は、一定数存在するものと考えられます。この点も、ウェビナー運営者サイドにとってのデメリットとなります。

・参加者が注意散漫になりやすい
ウェビナーは、参加者が自宅やオフィスなど好きな場所から参加できるため、注意散漫になりやすく、集中力を維持してもらうことが簡単ではありません。この点も、ウェビナー運営者サイドにとってのデメリットです。

参加者の中には、他のウェブサイトに気を取られたり、他の作業をしながら視聴したりといった人もいるでしょう。こうしたことから、ウェビナーの内容が十分理解できない参加者がでる可能性があります。
ウェビナー運営では、参加者の興味を引くようなコンテンツや、参加者とのコミュニケーションを活性化させる等の工夫が必要です。

・途中退席の容易さ
ウェビナーでは一般的に、参加者が途中退出することへの心理的ハードルが低くなります。会場開催型と違って人目を気にする必要がないからです。
ウェビナーの内容に関心がないと判断したとたん、参加者はためらいなく離脱します。この点も、ウェビナー運営者サイドにとってのデメリットです。
そのためウェビナー運営では、参加者の関心を引き続けるための工夫が必要になります。

・参加者の反応や熱量が読み取りづらい
ウェビナーには、参加者の反応や熱量を読み取りづらいというデメリットがあります。
会場開催型では、参加者の表情や会場の雰囲気から、参加者の反応・関心度を読み取れますが、ウェビナーではそれができないのです。
そのため、質問や意見を積極的に募ったり、アンケートをしたりするなどで、参加者の理解度や満足度を把握することが必要になります。

・参加者との親睦を図ることが難しい
会場開催型セミナーでは、セミナー後に親睦会や名刺交換会を開催して参加者との親睦を図ることができますが、ウェビナーではそれができません。この点も、ウェビナー運営者サイドにとってのデメリットです。

参加者との親睦を深めたい場合は、ウェビナーとは別にSNS等で交流の場を設けるなどの仕掛けが必要になります。


ウェビナー参加者サイドのデメリット

ウェビナーの参加者サイドの視点から見たデメリットとしては、次のようなものが挙げられます。

・デジタルデバイスに苦手意識があると参加しづらい
ウェビナーでは、参加者はPCやスマホなどのデジタルデバイスを用いてインターネット経由で視聴します。
そのため、デジタルデバイスに苦手意識を持つ人は、ウェビナーへの参加ハードルが高いものとなります。
ターゲット層にデジタルデバイスへの苦手意識を持つ人が多いことが想定される場合は、ウェビナー形式の採用を見直す必要があるかもしれません。

・インターネット回線の状況が悪いと満足できる視聴ができない
参加者のインターネット環境によっては、画質が悪かったり、途切れ途切れになったり、途中で切断されてしまったりといったトラブルが生じる場合があります。
このような場合、参加者をイライラさせることになりますが、運営者側でこの事態をコントロールすることはできません。


ウェビナーツールのタイプと選定ポイント

ウェビナーを実施するためには、その機能が備わったツール(プラットフォーム)を利用する必要があります。
様々な企業がウェビナーツールを提供していますが、ここではその選定ポイントを解説します。

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ウェビナーツールのタイプ

ウェビナーツールにはいくつかのタイプがあります。自社が実施しようとするウェビナーの目的に応じて適切なタイプを選ぶことになります。
ウェビナーツールは、主に以下の3つのタイプに分類されます。

1対多型
運営者が複数の参加者に向けて一方的に配信するタイプで、ウェビナーの形式としては最も一般的です。参加者は視聴のみ可能で、発言やディスカッションはできません。
このタイプは大人数が参加するウェビナーに適しています。

双方向型
運営者と参加者がそれぞれ発言しながら配信できるタイプです。チャットやQ&A機能などを活用して、参加者の質問や意見に答えながら進めることもできます。
このタイプは、参加者の理解度を深めたり、意見収集したりするのに適していますが、大人数が参加するウェビナーには不向きです。

テーブル型
基本的な発言は運営者が行いますが、参加者はオンライン上に設置される「テーブル」に自由にグループを作って、少人数の参加者同士でコミュニケーションができるタイプです。
このタイプは、参加者同士の交流やコラボレーションを促進したいウェビナーに適しています。


ウェビナーツールの選定ポイント

ウェビナーツールを選ぶ際には、以下のポイントを押さえるとよいでしょう。

配信人数
一般的にウェビナーツールは配信人数に制限があります。実施しようとするウェビナーで見込む参加者数に応じたツールを選ぶ必要があります。

機能
実施しようとするウェビナーに必要な機能が備わっているツールを選ぶ必要があります。
必要に応じて次のような機能を確認すると良いでしょう。

  • 録画機能
  • チャット機能
  • アンケート機能
  • CRM等の外部システムとの連携

料金
実施しようとするウェビナーの予算に応じたツールを選ぶ必要があります。
ウェビナーツールには有料のものと無料のものがありますが、実施するウェビナーによっては、無料のもので十分な場合も多くあります。

サポート
サポート体制を確認しておくことも必要です。
ウェビナー開催前にトラブルの不安を解決しておかなければなりません。


主要なウェビナーツール

ここでは、ウェビナーに利用されることの多いツールをご紹介します。

ビデオ会議プラットフォーム
Web会議でよく利用されるビデオツールは、ウェビナーにも頻繁に利用されています。
具体的には次のようなツールが挙げられます。

  • Zoom
  • Webex
  • Microsoft Teams
  • Google Meet

ウェビナー専用プラットフォーム
ウェビナーに特化した専用のプラットフォームもあります。
これらのツールはウェビナーの設定、参加者の招待、統計情報の収集、対話機能など、ウェビナーに求められる多くの機能が実装されています。
具体的には次のようなツールが挙げられます。

  • GoToWebinar
  • Livestorm
  • WebinarJam
  • Demio

SNSライブストリーミング
SNSプラットフォームで提供されているライブストリーミング機能も、ウェビナーに利用できます。
具体的には次のようなツールが挙げられます。

  • Facebook Live
  • YouTube Live

オンラインイベントプラットフォーム
オンラインイベントプラットフォームもウェビナーに利用できます。カンファレンスやオンラインイベントの開催に適したツールです。
具体的には次のようなツールが挙げられます。

  • Eventbrite
  • Hopin
  • Attendify


ウェビナー集客のポイント

ウェビナーでも会場開催型セミナーでも、成功のカギを握る大きなポイントは集客です。
ここでは、ウェビナー集客のポイントを解説します。

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集客ターゲットの明確化と適切なテーマ設定

集客すべきターゲットを明確にし、ターゲット層に適した魅力的なテーマ設定をすることは、ウェビナー集客の大きなポイントです。
設定したターゲット層とテーマに応じて、それに適した戦略を立案することになります。

例えば、ウェビナーの開催目的が、自社商品やサービスに関心を持ってくれるリード(見込み客)獲得であれば、自社商品に興味を持ちやすい層をターゲットに設定し、その層にマッチした戦略を立案します。

ウェビナーのテーマも、ターゲット層の興味を引く魅力的なトピックを選びます。
ターゲット層の持つ課題を解決する方法や、新しい価値の提供、最新のトレンドに焦点を当てたテーマを設定できると、関心を持ってもらいやすくなります。


ウェビナーの価値を的確に伝える

ターゲット層に対して、ウェビナーの価値を的確に伝えることも、ウェビナー集客の大きなポイントです。
ウェビナーの価値を伝える魅力的なプロモーション(ウェブページ、SNS投稿、メールマーケティング等)を通じて、参加すべき理由や、どのような価値を提供するのかを告知します。


参加申込のプロセスをわかりやすく設計

参加プロセスをわかりやすく設計した、最適化された参加申込ページの制作も、ウェビナー集客の大きなポイントです。
参加申込のプロセスはできる限り簡素化することが大切です。
参加登録の入力フォームの項目数などは極力少なくして、参加ハードルを低くします。


適切な媒体で告知する

適切な媒体を活用してウェビナーを告知することも、ウェビナー集客のポイントです。
活用する媒体は、ターゲット層の属性に適したプロモーションチャネルを選びます。
ウェビナー集客で効果の期待できる媒体には、次のようなものがあります。

  • 自社ウェブサイト
  • SNS投稿
  • ブログ投稿
  • メールマーケティング
  • ウェブ広告
  • SNS広告
  • 専門誌広告

一口にSNSと言っても、各SNSのユーザー層は異なります。投稿にせよ、広告にせよ、ウェビナーで集客したい層が多くいるSNSを中心にプロモーションすることが肝要です。
また、ウェブ広告では、ウェビナーのテーマに関連するキーワードを使ったリスティング広告が効果的な場合もあります。

メールマーケティングでは、休眠顧客(休眠ユーザー)の掘り起こしも期待できます。


魅力的な参加メリットを設定

魅力的な参加メリットを設定することも、ウェビナー集客のポイントです。

まずは、ウェビナーの内容自体で得られる価値が、参加者にとっての一番のメリットです。参加者が価値を感じるウェビナー内容を構築し、それを的確に告知しなければなりません。

さらに付随的な参加メリットも用意することで、より魅力的なプロモーションが可能になります。
例えば、次のような参加メリットが考えられます。

  • 自社商品の特別割引
  • アーカイブ動画の無料視聴
  • お役立ち資料の無料ダウンロード
  • 講師に無料質問
  • 景品プレゼント


ウェビナーに参加特典を用意する

前述のとおり、ウェビナーに魅力的な参加メリットを設定することは、集客に効果的な方法です。
ここでは、ウェビナー集客に効果的で、参加特典プレゼントとして簡単に実施できる、デジタルギフトの活用を解説します。


ウェビナー集客に効果的なデジタルギフト

「ウェビナー参加者の特典プレゼント」として、デジタルギフトは非常に適しています。
インターネットを活用するウェビナーの特性に対するデジタルギフトの相性がとても良いためです。

デジタルギフトとは、様々なプレゼント品・ギフト品をインターネット経由で、簡単にプレゼントできる仕組みで、eギフト、電子ギフト、ソーシャルギフトとも呼ばれます。
プレゼントはオンライン上で完結し、プレゼント品在庫を保管する必要はなく、発送手配も不要です。

ウェビナーの予算に合わせた設計がしやすい点や、電子メールやSNS上でプレゼントを完結させられる点、ウェビナーの目的・テーマ・ターゲット層に合わせた最適なプレゼント品を選択しやすい点などが、デジタルギフトの特徴です。

  デジタルギフトサービスmafin デジタルギフトとは様々な商品やサービスをネット経由で手軽に贈れる仕組みのこと。mafinは最低発注ロット無しで最短翌営業日から利用できる法人向けデジタルギフトです。 株式会社マフィン


電子メール本文やSNSにクーポンURLのリンクを貼るだけ

ウェビナーの参加特典としてデジタルギフトを活用する方法は簡単で手軽です。
電子メール本文やSNS本文にデジタルギフトのクーポンURLのリンクを貼れば完了です。

参加特典の対象者はスマホなどでクーポンURLをクリックすれば、プレゼント品受け取りページが画面に表示され、対象店舗やネットショップでプレゼント品を簡単に受け取れます。面倒な手続きは不要です。
特典を受け取る参加者側の利便性が高い点も、デジタルギフトの特徴です。


抽選方式の参加特典も可能

ウェビナーの参加特典を抽選方式のプレゼントにすることも可能です。

Twitter(X)などのSNS上で展開するキャンペーンでは、近年インスタントウィンと呼ばれる即時抽選の施策が盛んに実施されていますが、それと同様の施策をウェビナー参加特典プレゼントでもできるのです。
特典の対象者はメールやSNSに貼られたリンク先ページの画面上で抽選を行い、抽選結果はその画面上で判明します。

デジタルギフトを景品にした即時抽選を実施するには、即時抽選機能が用意されているデジタルギフトサービス企業を選定する必要があります。

マフィンが提供する即時抽選機能


ウェビナー集客に効果的な特典景品の選び方

ウェビナー参加特典のプレゼント景品としてデジタルギフトを利用する場合、ウェビナーの目的、テーマ、自社ブランドイメージ、ターゲット属性、予算などに応じた適切な景品を選ぶことが重要です。
その一例をご紹介します。

1 ウェビナーのテーマに適した特典・景品を選ぶ
例えば、旅行関連ブランドでのリード獲得が目的のウェビナーであれば、抽選で旅行体験型商品が当たるなどが特典・景品の候補に挙がります。

2 ターゲットの属性に適した特典・景品を選ぶ
例えば、子育て中の母親をターゲットに据えたウェビナーでは、子育てグッズなどが特典・景品の候補に挙がります。

3 予算に応じたインセンティブを選ぶ
例えば、ウェビナー参加のインセンティブとして少ない予算で参加者全員に特典を配布したい場合は、単価の低いコンビニ店舗のコーヒーなどが候補に挙がります。

マフィンなら業界最多の商品ラインアップ


自社ウェビナーに適したデジタルギフトサービスを選定する

ウェビナー参加特典のプレゼント景品として、デジタルギフトを利用する場合、必然的にデジタルギフトサービスを提供する企業を選定することとなります。

その際、デジタルギフトサービス企業にはそれぞれ特徴があるので、自社のウェビナーに適した企業を選ぶ必要があります。

例えば当社マフィンのデジタルギフトサービスには、次のような特徴があります。

1 業界最多1000品目以上の商品ラインアップ
単価100円程度の安価なものから、高額商品まで幅広い価格帯の商品を取り揃えています。
商品ジャンルも多様で、身近なコンビニ商品やファーストフード商品、各種電子マネー、お取り寄せグルメ、有名飲食店クーポン、旅行やエステ等の体験型商品など、様々なターゲット層に適した商品がラインアップされています。

2 最低発注ロットなし、初期費用・月額固定費も不要
最低発注ロットの設定がありませんので、小規模ウェビナーでも安心してご利用いただけます。
初期費用や月額固定費も発生しませんので、低コストでデジタルギフトをご利用いただけます。
※発注個数によってご提案できない商品もあります。

3 最短翌営業日に納品
デジタルギフトのクーポンURLは最短翌営業日に納品します。施策のスピーディーな運用をサポートいたします。

4 配信代行もご用意
特典プレゼント対象者が多数の場合などにご利用いただける配信代行もオプションでご用意しています。

5 即時抽選システムもご用意
即時抽選システムもオプションでご用意しています。専用URLのスタンドアロンで動作するので、電子メールやSNS上から簡単にご利用いただけます。

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