商用利用可。初心者でも簡単に使える無料のおすすめ画像編集ソフト8選
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綺麗に編集された画像は、それだけで目を引きます。SNSやサイトで日常的に目にする綺麗に加工された画像ですが、画像編集ソフトを使えば誰でも、簡単に作れることはご存知でしょうか。
ネットの普及にともない、画像編集も簡単にできるようになりました。現在は無料で利用できる画像編集ソフトも多く、編集未経験者でも気軽に画像編集を始められます。
ここでは商用利用可能な無料の画像編集ソフトについて詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。
画像編集ソフトとは
画像編集ソフトとは、写真やイラストなどの画像ファイルをコンピュータ上で加工・編集するツールです。主に下記のような操作をしたいときに使うものですが、ソフトによってできることやできないこともあります。
まずは画像編集ソフトと言われるもので、どんなことができるのかをお伝えします。
・色、明るさの調整
画像の明るさや色合いを微調整して、より鮮明な表現を可能にします。
・ 画像サイズの、トリミング(切り抜き)
画像の一部を切り抜いたり、サイズを変更したりして、必要な部分を引き立てます。
・画質補正
画像の傷や汚れを修復したり、肌の滑らかさを調整したりします。
・合成(レイヤー)
複数の画像やテキストを重ねて編集し、より複雑な合成作業を行えます。
・イラストの修正
SVG(ベクター画像)のパス(線)や色の調整を行えます。
初心者の方へは、あまり複雑な作業をすることはおすすめしません。なぜなら画像編集は複雑になればなるほど、専門的なスキルが必要になるからです。「色や明るさ」「画像サイズの調整」など基本的な操作をマスターしてから、徐々に高度な編集技術に挑戦していきましょう。
画像編集ソフトの選び方
画像編集ソフトを選ぶ際のポイントについて解説します。以下の基準を参考に、ご自身にあったものをお選びください。
商用か、個人利用か
画像編集ソフトには「商用利用と個人利用(非商用)」の大きく2つのライセンスがあります。画像編集ソフトを選ぶ際には、必ずライセンスについての確認をしましょう。
商用利用
作成した画像をビジネス目的(営利目的)で使用することをいいます。ビジネスや営利目的で画像編集ソフトを使う際には「商用利用可」のものを選ばなくてはなりません。
個人利用
商用利用できない「個人利用(非商用)」の画像編集ソフトで作成した画像をビジネスに使った際にはライセンス違反となります。大きなトラブルに発展する可能性もありますので、ご注意ください。
写真か、イラストか
画像編集ソフトを選ぶ際は「用途にあっているか」が重要です。例えば、写真加工とイラスト編集では、必要な機能が異なります。
- 写真編集:JPEG、PNGなどのビットマップ画像を扱えるソフト
- イラスト編集:SVGなどベクター画像を扱えるソフト
を選びましょう。
インストールか、ブラウザか
画像編集ソフトには、使用しているパソコンにインストールするタイプと、Webブラウザで直接利用するタイプの、大きく2つのタイプがあります。それぞれメリット・デメリットがあります。
インストール型
インターネットがない環境で使用できるので、作業場所を選びません。また、インターネット回線を気にしなくて済むため、パソコンが推奨環境より優れていれば、作業もスムーズに効率よく進みます。ただし、スペックが低いパソコンでは動作が重くなるのでご注意ください。
ブラウザ型
専用アプリのインストール不要で、ブラウザから直接利用できます。インターネット環境があれば既存のハードディスクやメモリを気にする必要がありません。ただし、インターネット環境が不安定な場合、利用できないのが難点です。
推奨スペックが備わっているか
インストール型の画像編集ソフトの場合には、推奨環境の指定があります。ご自身の編集環境(パソコンなど)に十分なスペックがあるか、特に以下の点での確認が必要となります。
- 対応OS:Windows、macOS、Linuxなど、自身のパソコンOSで使用できるか
- バージョン:自身のOSのバージョンで使用できるか
- メモリ:自身のパソコンのメモリ(RAM)容量で十分か
- ハードディスク容量:インストールするハードディスク容量があるか
これらの要素を考慮することで、自分のパソコンが選んだソフトウェアを快適に動作させられるかを把握し、スムーズな画像編集が可能になります。また、データのバックアップや動作の安定性を確保するためにも、ハードウェアの十分な性能と容量が重要です。
使いやすいか
ストレスなく画像編集ができるかは「使いやすさ」で変わります。下記の視点で選んでみてはいかがでしょうか。
- 初心者:シンプルで直感的な編集
- プロ:様々な機能、高画質な編集
とはいえ、結局は使ってみないと分からないことも多いでしょう。
「無料で使える」「DEMO版の提供がある」の場合は積極的に利用し、最適なソフトを選んでください。
無料か、買切か、月額か
画像編集ソフトの利用料金は、大きく3つに別れます。
- 無料版:簡単な編集には便利。しかし本格的な編集には機能制限がある。
- 月額版:高機能をリーズナブルに利用できるが、毎月の支払いが必要となる。
- 買切版:一度の支払いで永久利用できるが、アップデートは別途料金になることも。
ソフトによっては「無料版は商用利用できない」など、ライセンスでの制限がなされていることもあります。自身の目的や予算に合わせて、お選びください。
無料で使える画像編集ソフト8選
「最適な画像編集ソフトを探すのが難しい」「おすすめが知りたい」という方は、下記を参考に選んでみてください。無料から使えて、さらに商用利用ができるものをピックアップしてみました。
GIMP(ギンプ)
GIMP(GNU Image Manipulation Program)は無料で使える人気の高い画像編集ソフトです。特に写真(JPEG/PNG)の画像編集に適しており、Adobe Photoshopなどの高機能な有料画像編集ソフトの強力な代替品として初心者の方にも広く使われています。
ライセンス |
商用利用可 |
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編集画像 |
ビットマップ |
推奨環境 |
OS:macOS 10.12 Sierra以降、Windows 7以降 |
タイプ |
インストール型 |
ダウンロード先 |
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有料版 |
無料のみ |
GIMPはプロも愛用するほどの高機能でありながらも、完全無料で使用できるコストパフォーマンスが魅力です。レイヤー、マスク、フィルター、さまざまなペイントツールや選択ツールなど、画像の編集や加工に必要な機能とツールが豊富に備わっています。
GIMPのメリット
- 無償ツールなのに、プラグインが豊富で複雑な素材作成にも対応できる
- フォトショップは高額だが、GIMPなら無料で同等の機能が使える
- 使い方を説明しているWebサイトも多いので調べれば使える
デメリット
- 初心者には操作に慣れるのが大変
- 一般的なスペックのPCだと起動に少し時間かかる。
公式サイト:https://www.gimp.org/
Inkscape(インクスケープ)
Inkscape(インクスケープ)も無料の画像編集ソフトとして人気を誇っています。主にイラスト制作やベクター画像の編集に特化しています。Adobe Illustrator の無料で使える代替ソフトとして主にクリエーターに使われています。
ライセンス |
商用利用可 |
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編集画像 |
ベクター/ビットマップ |
推奨環境 |
OS:macOS、Windows 8.1 以降、Linux |
タイプ |
インストール型 |
ダウンロード先 |
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有料版 |
無料のみ |
Inkscapeは本格的なロゴ制作やアイコン作成などの制作をするクリエーターにも人気があります。主に以下のような機能があります。
- 豊富なツール:ペンツール、形状ツール、テキストツールなど多彩なツールがある
- レイヤーとグループ:複数のオブジェクトも整理しながら効率的な編集ができる
- 拡張機能:様々な機能の追加やカスタマイズが可能
- ファイルフォーマット:主要なベクター画像フォーマット(SVG、PDF、EPSなど)に対応
Inkscapeのメリット
- Adobe製品に比べるとアプリ容量は小さく、システムの要求度も低い
- 平面的なイラストやロゴなどの作成には十分な機能
- 予算をかけず、強力な制作環境が手に入る
デメリット
- Illustratorに慣れている人には、インターフェースが使いにくい
- Adobeのイラストレーターのaiファイルは読み込めない
公式サイト:https://inkscape.org/
Canva(キャンバ)
オンラインで利用できるグラフィックデザインツールです。主に非デザイナー向けに簡単に使えるインターフェースと多機能なテンプレートを提供しています。
ライセンス |
有料版のみ商用利用可 |
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編集画像 |
ビットマップ(ベクターは有料のみ) |
推奨環境 |
OS:Windows10以上、MacOS10.14以上 |
タイプ |
インストール、ブラウザ両方 |
ダウンロード先 |
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有料版 |
年間12,000円~ |
Canvaは、デザインに詳しくない方でも使いやすいため、個人利用からビジネスでのデザイン作成まで幅広く利用されています。
- テンプレート:ポスター、チラシ、名刺、プレゼンテーション用など
- 無料素材:写真、アイコン、イラストなどの無料素材が多数提供
- レイヤー:オブジェクトの配置や重なりを調整するための機能
- 共同編集:複数のユーザーが同時にデザインを編集できる機能
ただし、無料プランと有料プランがあり、一部の高度な機能や素材は有料で提供されているため、全ての機能を使いたい場合は有料プランの利用を検討する必要があります。
Canvaのメリット
- 非デザイナーでも直感的に操作でき、制作に困らない
- 無料でも自由度が高く、デザイン性も悪くない
- AIが搭載されており、編集をサポートしてくれる
デメリット
- デメリットと感じることは、ほとんどない
- 気に入った素材がピンポイントで見つからない
公式サイト:https://www.canva.com/ja_jp/
Photoshop Express(フォトショップエクスプレス)
Adobeが提供している無料のモバイル画像編集アプリです。主にスマートフォンやタブレットで使用され、写真の編集や加工が簡単に行えるツールとして人気があります。
ライセンス |
商用利用可 |
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編集画像 |
ビットマップ |
推奨環境 |
OS:iOS 14 以上、Android 8.0 以上、Windows 10(64 ビット) |
タイプ |
インストール型(モバイル) |
ダウンロード先 |
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有料版 |
1ヶ月プラン550円~ |
Photoshop Expressはモバイル端末向けの軽量なアプリケーションであり、シンプルで直感的な操作が特徴です。一般的な写真編集に必要な基本的な機能が備わっています。
- 基本的な編集機能:明るさ、コントラスト、露出、彩度など
- 自動補正機能:一括で写真の補正を行うオート補正機能あり
- カットアウト:背景を除去して透過画像を作成できる
- レタッチ機能:シミやしわの除去、歯の漂白などの修正が可能
ただし、プロのレベルの高度な編集やレイヤー操作などは、Adobe Photoshopのデスクトップ版で行う必要があります。
Photoshop Expressのメリット
- 無料版でも魅力的なフィルターが豊富、加工がラク
- 動画も編集できる
デメリット
- 広告の出現頻度が多い
公式サイト:https://www.adobe.com/jp/products/photoshop-express.html
PhotoDirector 365(フォトディレクター365)
CyberLink社が開発した高機能な画像編集ソフトウェアです。主に写真の編集に特化しており、プロの写真家からアマチュアの写真愛好家まで幅広いユーザーに利用されています。
ライセンス |
有料版のみ商用利用可 |
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編集画像 |
ビットマップ |
推奨環境 |
OS:Microsoft Windows 11、10、8、8.1、7 (64 bit OS のみ対応) |
タイプ |
インストール型 |
ダウンロード先 |
https://jp.cyberlink.com/products/photodirector-photo-editing-software-365/overview_ja_JP.html ※無料体験版ボタンをクリックすると自動でダウンロードされます。 |
有料版 |
年間4,480円~ |
最先端のAI技術が画像編集をサポートしてくれるので、誰でも簡単にハイクオリティな画像編集ができるのが特徴です。写真のノイズ除去、色調整、人物の切り抜き、肌質補正なども自動で行えるので、編集時間も大幅に効率化できるでしょう。
PhotoDirectorのメリット
- 豊富に用意されたテンプレートを選ぶだけで、良い画像になる
- 直感的に操作ができるので簡単
デメリット
- 無料版は30日間、商用利用には課金が必要
- 広告が表示される
公式サイト:https://jp.cyberlink.com/
Fotor(フォトラー)
直感的な操作ができる使いやすいインターフェースが特徴で、写真の編集や加工を手軽に行えるツールとして人気があります。
ライセンス |
有料のみ商用利用可(無料版は使用不可) |
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編集画像 |
ビットマップ |
推奨環境 |
OS:Mac、Windows 7以上、Android |
タイプ |
インストール、ブラウザ両方 |
ダウンロード先 |
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有料版 |
月額999円~ |
写真の編集が初めての方でも簡単に使い始めることができます。「画像サイズ変更」「文字入れ」「画像の切り抜き」「肌のレタッチ」など人気の編集機能が搭載されています。自身でデザインをやりたい方は無料版でも十分な表現ができます。
Fotorのメリット
- 日本語対応、操作性がシンプルで使いやすい
- 無料版でほぼすべての機能を利用できる
- コラージュも簡単につくれる
デメリット
- 処理スピードが若干遅いと感じることがある
公式サイト:https://www.fotor.com/jp/
Pixlr(ピクスラー)
画像編集には主に「Pixlr X」「Pixlr E」の2種類のサービスが用意されています。
初心者には簡単な写真編集やテンプレートデザインが作れる「Pixlr X」、そして上級者には高度な画像編集ができる「Pixlr E」がおすすめです。
ライセンス |
利用範囲の記載なし |
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編集画像 |
ビットマップ |
推奨環境 |
未詳 |
タイプ |
ブラウザ |
ダウンロード先 |
Pixlr X:https://pixlr.com/jp/x/ |
有料版 |
月額0.75ドル~ |
スマホからでも簡単に編集ができるため、スキマ時間でも使用できる優れもの。背景の除去、豊富なテンプレートやエフェクト、さらにはアニメーション作成など、オリジナリティのある機能が用意されています。
Pixlrのメリット
- アプリ不要でブラウザからでも快適に動く
- 直感的に誰でも簡単に使える
- WebP画像の作成ができる
デメリット
- 機能変更になることがしばしばある
公式サイト:https://pixlr.com/jp/
InstaSize(インスタサイズ)
主にInstagramの写真、動画加工に特化した画像編集ソフトです。スマホで撮影から編集まで完結できます。
ライセンス |
利用範囲の記載なし |
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編集画像 |
ビットマップ |
推奨環境 |
未詳 |
タイプ |
インストール型(モバイル) |
ダウンロード先 |
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有料版 |
月額550円~ |
Instagramに特化した画像編集ソフトということで、用途が明確でわかりやすいのと、使いやすさも特化されていておすすめです。InstaSizeの主な人気機能は以下があります。
- カラーアンドアジャストメント:明るさ、コントラスト、彩度、トーンカーブなどを調整して写真を美しく仕上げる
- 切抜きとカットアウト:写真を特定のサイズや比率にカットする
- テンプレート:Instagramストーリーや投稿に適したサイズのテンプレートが多数
- ビデオエディター:短い動画をトリミングやフィルター適用などで編集が可能
InstaSizeのメリット
- Instagramの画像編集が簡単にできる
- 白枠をつけられ、おしゃれな加工ができる
- 動画編集もできる
デメリット
- 広告が頻繁に出てくる
公式サイト:https://instasize.com/ja
画像編集の基本
画像編集でよく使われる基本的な操作や効果について解説します。これらの編集効果は、多くの画像編集ソフトに搭載されている機能なので、初心者の方でも簡単に試せると思います。
明度調整
画像の明るさを調整する編集手法です。画像全体の輝度を明るくしたり暗くしたりすることで、コントラストや印象を調整できます。シーンの雰囲気を演出するのに便利です。
彩度調整
画像の色の鮮やかさや濃淡を調整する編集手法です。写真や画像の色合いをより鮮明にしたり、あるいは逆にモノクロ風にしたりする際に役立ちます。適切な彩度調整により、画像により一層の魅力を与えることができます。
グラデーション
画像にグラデーション効果を追加することです。滑らかな色の変化を持たせることで、美しい表現を実現できます。
リサイズ
画像のサイズを変更することです。適切なサイズに調整することで、ファイルサイズが削減され読込速度の向上や、ストレージの節約につながります。
トリミング
画像の一部を切り取ることです。不要な部分を取り除いたり、特定の要素を強調するために、画像の構成を調整します。
切り抜き
画像から必要な部分だけを残す編集方法です。不要な部分を取り除いたり、特定の形に切り取ったりできます。被写体を際立たせたり、別の背景に合成したりするのに使います。
文字入れ
画像にテキストを追加することです。キャプションやタイトルを付けたり、メッセージを伝える際に役立ちます。
モザイク
個人情報の保護や不要な部分の隠蔽に使用される効果です。特定の領域をぼかしたり、モザイクで覆ったりして、プライバシーを保護します。
レイヤー
独立した複数の画像やテキストなどを重ねて編集する機能です。各レイヤーは透明度やブレンドモードを設定し、組み合わせることで、より複雑な編集や合成が可能となります。
画像編集のコツ
画像編集を上手に行うには、いくつかコツがあります。表示の質やパフォーマンスを向上させるには、以下のポイントを覚えておいてください。
元データを使用する
画像編集を上手に行うには「元データ」を使用してください。元データとは、まだ何も編集が加えられていないオリジナル素材のことです。写真やイラスト類は、加工して保存された時点で画質が低下している恐れがあります。画像加工の前には必ず元データを別途保管しておくと再編集が必要な場合もスムーズに対応できます。
サイズの大きな画像を使用する
画像編集は、サイズの大きな画像を使用しましょう。小さい画像を大きくしようとすると、画像が伸びたようにぼやけてしまいます。また大きな画像を使用することで、高品質のまま細かな作業(切り抜きなど)が行えます。大きさの目安としては幅2000px、高さ1500px(4:3)くらいを想定しておくと高品質な画像編集ができるでしょう。
推奨サイズに合わせる
画像のサイズは、アップロードする環境(WebサイトやSNSなど)の「推奨サイズ」に合わせて編集するのが基本です。画像サイズ(ピクセル数)が大きくなるほど、読込~表示に時間を要します。逆に推奨サイズよりも小さくなりすぎると、画質がぼやけるのでご注意ください。
過度な圧縮をしない
「大きな画像でも読み込みが早くなるように、容量を軽くする」ことを画像圧縮といいます。しかし、圧縮率が大きいほど画像は荒くなってしまいます。一般的には圧縮率(70%~85%程度)が最もバランスの良い圧縮率と言われています。画質を見ながら微調整してください。
編集した画像の著作権、肖像権
画像は著作権や肖像権の対象になりますので、法律に則って使用しなくてはなりません。ここでは画像制作に伴う著作権や肖像権についてお伝えします。
著作権とは
小説、絵画、楽曲、映画、写真、プログラムなどの著作物を創作した著作者に与えられる法的な権利です。著作権により、著作者は自らの創作物を無断で他人に利用されることを防止できます。具体的な権利としては、以下のような内容があります。
- 複製権:著作物の複製を行う権利
- 公衆送信権:著作物を公に発信する権利
- 展示権:著作物を展示する権利
- 二次的著作物の利用権:著作物を二次利用する権利
画像も著作物ですので、著作権の適用対象となります。つまり、第三者が作成した画像を複製したり発信したりはできません。必ず使用する画像や写真は提供者の利用許諾を確認してから使用しましょう。
肖像権とは
個人の肖像(顔や身体の姿)に対して、その本人が自らの意思によって公表したり利用したりする権利を保護する法的な権利です。肖像権は個人のプライバシーを守るために設けられており、他人が勝手に肖像を使用することを制限します。
- 友人のプライベート写真を利用許可なく撮影し、公開した。
- 店員やお客様の顔など、人物特定できる程度で撮影、公表した。
- 撮影禁止の店・場所で撮影をし、公表した。
画像編集に使う写真や素材類に、人物特定ができる場合は必ず当人の許可が必要となります。肖像権侵害になる可能性がある撮影や素材の利用は控えるか、許可されたものを使うようにしましょう。
各SNSに適した推奨画像サイズは?
魅力的な画像が作成できても「SNSへ投稿したら見え方が違った」「表示されるまでに時間がかかる…」という結果になってしまっては、効果も半減してしまいます。
ここでは主要な8つのSNSについて、基本的な推奨画像サイズを一覧にしました。適した画像サイズで作成し、クリエイティブ効果を最大化しましょう。
SNS |
プロフィール画像 |
投稿画像 |
その他 |
---|---|---|---|
Instagram |
アイコン:320 × 320px |
正方形:1080 x 1080px 縦長画像:1080 × 1350px 横長画像:1080 × 566px |
ストーリーズ:1080 x 1920px |
Threads |
アイコン:320 × 320px |
正方形:1080 × 1080px 縦長画像:1080 × 810px 横長画像:1080 × 1350px |
|
X(旧Twitter) |
アイコン:400 × 400px |
1枚投稿:1200 x 675px 2枚投稿 3枚投稿(左):1200 × 1350px 4枚投稿:1200 × 675px |
|
Bluesky |
アイコン:480 × 480px |
正方形:1080 × 1080px |
カバー ・PC推奨:1196×300px |
アイコン:320 x 320px |
正方形:1080 × 1080px 横長画像:1080 × 566px 縦長画像:864 × 1080px |
カバー:851 x 315px ストーリーズ・リール投稿 |
|
TikTok |
アイコン:400 x 400p |
||
YouTube |
アイコン:800 x 800px |
サムネイル画:1280 x 720px |
|
YouTube Shorts |
アイコン:800 x 800px |
SNSのフォロワーを増やすには? デジタルギフトを組み合わせて最大効果!
SNSで送れるギフトとして人気のデジタルギフトを組み合わせることで、 フォロワー数アップやブランド認知拡大など、SNSマーケティングの効果の最大化が見込めます。
目的に適した活用法や成功事例、効果的なキャンペーンの景品選びなど、お気軽にご相談ください。
SNSマーケティング・SNSキャンペーンの秘訣
作った画像でSNSを運用する際に、役立つヒントや参考記事を以下にまとめました。
SNSキャンペーン成功の鍵は目的の明確化と景品! 〜自社に合う企画を見極めるために〜
SNSマーケティングを成功させるためのKPIとキャンペーン戦略
画像編集ソフトは用途に合った使いやすいものを
画像編集ソフトについてご理解いただけたでしょうか?
最後にここまでの話をまとめます。
まず画像ソフトを選ぶポイントは以下の6つがあります。
- 商用利用/個人利用
- 写真用/イラスト用
- インストール型/ブラウザ型
- 推奨スペック
- 使いやすさ
- 料金
具体的な内容は公式サイトに公開されていることが多いので、是非チェックしてください。
また、おすすめの画像編集ソフトも紹介させていただきました。「無料」で使えるという点で人気なのはGIMP(ギンプ)、Canva(キャンバ)です。
どちらも無料で十分な機能を持っている人気ソフトなので、ぜひお試しください!
<参考記事>
https://www.akibare-hp.jp/kouza/hp_free-imagesoft/
https://jp.cyberlink.com/blog/photoeditor/164/best-photo-editing-software
https://www.shopify.com/jp/blog/photo-editor-tools
https://prtimes.jp/magazine/copyright-portrait-right/
https://www.cric.or.jp/qa/hajime/hajime2.html
https://applion.jp/iphone/app/576649830/