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メルマガの効果を劇的に上げる6つのポイント


メールマガジン(以下メルマガ)とは、メールマーケティングの一種です。定期的にターゲットにメールを送るという極めてシンプルな手法ですが、そのパフォーマンスは侮れません。新商品・新サービスの情報や再入荷のお知らせ、キャンペーンの告知からホームページ更新まで、あらゆる自社のニュースを直に顧客に発信できるため、有効活用すれば強い武器になります。

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人気のメルマガは読み物としておもしろい

突然ですが、あなたの会社が「メルマガを送る相手」は誰ですか?
すでに取引や購入実績のある既存顧客ならば、メルマガを送る目的は、自社へのロイヤリティを高めてもらうことやリピートが目的のはず。そのような場合は、「ここでしか買えない」「数量限定」「今だけ」など、ファン心をくすぐる希少性や独自性を活かした情報を届けましょう。

見込み顧客に対しては、すぐに購買を促すような内容を送っても、あまり効果はありません。急がば回れ。焦ってコンバージョンアップを狙うよりも、まずは、自社の認知度アップやイメージ向上につながるような内容にするほうが得策です。自社情報に偏ることは避け、おもしろコンテンツやSNSで共有したくなるライフハックネタなど、読み物としておもしろいメルマガに仕上げましょう。

人手不足の企業ほどメルマガを打つべき

市場調査から広告の検証作業まで、マーケティングにはあらゆる活動が含まれます。とは言え、多くの企業にとって人的リソースは限られたもの。その点、人手を取らないメルマガは、企業の強い味方です。一旦リスト化を行えば、あとはコンテンツ制作に注力するだけなので、大人数のチームを必要とせず、少ない人数や工数で効率的に動くことができるからです。

これが同じ内容をDMを送るとなると大変です。デザインの制作や用紙の選定、印刷、発送準備など、作業が圧倒的に増える上、物理的コストも発生します。にも関わらず、DMの場合、後述するメルマガのような確実な効果検証はできないのです。DMと比較するとメルマガのメリットが際立ちますね。

メルマガには、不特定多数の人に一度に情報を発信できると言うメリットがある一方で、全員に向けて同じ内容を配信するため汎用的な内容になることが多く、直接お問い合わせなどにつなげることは難しい(*1) 
という説もあります。

メルマガの効果を最大限にあげたい場合は、手間は増えますが、ターゲットのセグメントを行い、それぞれのターゲットに沿った内容を送るターゲティングメールを実行すると良いでしょう。

メルマガを成功に導く6つのポイント

メルマガにはいくつか成功の鍵があります。

1つ目は、「具体的なKGIとKPIの設定」です。
​​​​​​​まずは、決まったKGIに到達するための具体的なKPIを逆算してはじき出しましょう。設定したKPIに達するためには、どの業務をどれほど行うべきか、入念な戦略を構築することが大切です。ただ、メールを送りつけるだけでは、いつまでたってもコンバージョン率は上がりません。

2つ目に、「具体的なペルソナ設定」を行います。
自社の商品を購入するのはどんな人物か。職業や年齢、家族構成や嗜好や居住地域など、できるだけリアルに想定することが大切です。ペルソナのライフスタイルにあった時間帯にメールを配信するなど、細やかな対応をすることで開封率アップにもつながります。

さて、ここからがコンテンツの中身。3つ目のメルマガの肝は、ずばり「タイトル」です。
一目で「お得な情報だ」「続きが知りたい」と思わせる魅力的なタイトルを、全角15〜20字内に詰め込んでください。いくら内容が良くても、タイトルがかたかったり、つまらなかったりすると、ゴミ箱直行ですよ。

4つ目、タイトルの次に取り組みたいのが「本文」です。
自社都合のお堅い情報だけでは、顧客の興味は引けないのは当然です。受け手の立場になって、相手に「おもしろい」「役に立つ」と思わせてこそ、良いメルマガです。マーケティングの基礎知識を活かし、「お買い得」や「期間限定」など、お客の好きそうな言葉をうまく散りばめると良いでしょう。

色々試したのに、なかなかKPIが上がらないと言う方は、5つ目の「リストの見直し」が必要かもしれません。
​​​​​​​いつ交換したのか覚えていないような名刺からリストを作成した人や、前任者から受け継いだ古いリストをそのまま使っていたりする人は、要注意。反応のないお客の洗い出しを行い、リストから外しましょう。メールアドレスが使用されていないか、迷惑メールに設定されている可能性があります。

これではせっかく作ったメルマガが読まれないばかりか、スパム扱いされる恐れも。資料請求や展示会などで入手した新規見込み客の追加を定期的に行い、リストの質をあげていくことが大事です。

最後になりましたが、メルマガ施行で最も大事なことは6つ目の「効果検証」です。最初に設定したKGIに立ち返り、現在の開封率を何%アップすべきか、クリック率を上げるためにはどこを改善すべきか、コンバージョン率を1%上げるためにはメールを何通送れば良いのかなど、現状を分析し、理想に向けて改善を繰り返すことに努めましょう。

まとめ

メルマガはプロモーションとしてばかりではなく、顧客情報の入手や、自社サイトの分析まであらゆることを一編に行うことができる奥が深いマーケティングです。そしてなにより、SNSや動画など新しいメディアがいくつ登場しても、ビジネスマンの主なコミュニケーションツールはやはりメールであることがメルマガの強み。名刺ケースに眠っている名刺が、優良顧客につながるかもしれません。以上のことができていないと思う人はすぐに取り組みましょう。



〈参考・引用サイト〉

*1
エムタメ『メールマーケティングとは?成功事例や目標設定方法などを集約しました!』
https://mtame.jp/marketing_foundation/mail_marketing/

ferret One『メールマーケティングとは?初心者によくある9つの疑問』
https://ferret-one.com/blog/mailmarketing_questions

メルラボ『読みたくなる件名とは?メルマガの開封率を上げる5つのポイント』
https://mailmarketinglab.jp/what-is-the-subject-you-want-to-read/

配配メール『メルマガとは?10分でメルマガを説明できるようになる基礎講座』
https://www.hai2mail.jp/column/2018/explain-mailmagazine-in-10minutes.php

BizHint_実践B2Bマーケティング『月100本のメルマガ作成者が語る「THEメルマガ虎の巻〜件名編〜』
https://note.com/bizhint_b2b_mrk/n/n5ee7aafcdc13?fbclid=IwAR0zc0kZzm95ZOQh4lQ-CDBaiAGEWUa6pFgKDVn4t2U3mewaIhexiPyGFDI

お名前.com Mail Marketing『【メルマガタイトルの見直し】が開封率向上へ繋がる!?~開封されやすいサンプルタイトル5選!~』
https://www.onamae-mail.marketing/column/mail-title/5sample-title/



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