住所不要！簡単！SNSで贈れるギフトガイド＆おすすめサービスも紹介

近年、住所を要する郵送や手渡しを必要としない「SNSで贈れるギフト」が注目を集めています。メール、LINEやInstagram、X（旧Twitter）などのSNSを通じて、メッセージ感覚で気軽に贈れるギフトは、個人・法人問わず幅広い層に浸透しつつあります。

SNSで贈れるギフトとは、主に「デジタルギフト」のことを指します。 
例えば、LINEのトーク画面で贈られるカフェチケット、Xのキャンペーンで当たるデジタルクーポンなどがこれにあたります。

もともとは若年層のカジュアルなプレゼント用途（誕生日・お礼・応援など）から広がりましたが、近年は企業の販促・キャンペーン・インセンティブ施策でも活用されるようになりました。SNSを活用したギフト施策は、拡散性が高く、受け取り手の満足度も高いため「コストパフォーマンスの良い施策」として注目されています。

この記事では、SNSで贈れるギフトの特徴や活用シーン、人気サービスの比較、贈る際のマナー、法人向け活用事例までをわかりやすく解説していきます。 
個人利用にもビジネス活用にも役立つ内容となっていますので、ぜひ参考にしてください。

SNSで贈れるギフトは、デジタル技術の進化とともに多様化しています。 
ここでは主要なギフトの種類を紹介します。 

AmazonギフトカードのコードやGoogle Play ギフトコード、Apple Gift Cardなどのデジタルコード型のギフトカード（デジタルギフト）をSNS経由で手軽に贈ることができます。受け取り手は自分のアカウントにチャージしたり、すぐに商品の購入に利用できるのがポイントです。 

 送信されたURLを通じて受け取った人自身が、好きな商品を選べるオンラインカタログ型ギフトです。「ギフト選びで失敗したくない」といった場合でも安心して贈ることができます。 

有名ブランドや専門店が自社で展開するeギフトサービスも増えています。

例えば、スターバックスの「Starbucks eGift」やゴディバの「GODIVA ソーシャルギフト」など、ブランド公式の仕組みで手軽にギフトを贈れるのが特徴です。

カフェや飲食、コスメブランドなど、特定ジャンルに強いブランドならではの世界観を活かしたギフトが人気を集めています。

VisaやJCBなどのプリペイドカードや電子マネー型ギフト。

使い勝手が幅広いため、ビジネスシーンや幅広い年齢層への贈り物にも適しています。

商品券だけでなく、体験型ギフト（レストラン食事券やアクティビティ利用券など）や食品・雑貨などの現物商品を受け取れるギフトもSNSギフトとして進化しています。 
送信されたURLから受け取り手が配送先住所等を入力して指定商品を受け取る仕組みです。 

これらのサービスは

• 住所を知らなくてもSNSで完結

• 贈る際に必要な個人情報が必要最低限

• 贈り手も受け取り手も自由度が高い

• 選べるジャンルが豊富

といった特徴があり、ますます多様化しています。 
受け取り手のニーズ、贈り手の予算に合わせて、最適なタイプを選ぶことが可能です。

デジタルギフトについて詳しくは以下の記事も参考にしてください。

SNSで贈れるギフトは、メールやLINE、Instagram、XなどのSNSを通じて、気軽に贈れる “ 気持ちのギフト ” として注目を集めています。 
ここでは、SNSで贈れるギフトの主なメリットと、利用される代表的なシーンについて紹介します。 

SNSで贈れるギフト最大の利点は、受け取り手の「住所を知らなくてもギフトが贈れる」点です。SNSのDMやメールにURLを添付するだけで、誰でも簡単にギフトを届けることができるため、フォロワー同士やライトな関係性でも気軽に活用できます。 

SNSで贈れるギフトの多くは、送付から受け取り、利用までがオンライン上で完結します。 
例えば、コンビニのコーヒーや有名カフェのギフト券などは、スマホに届いたその場で使用が可能。急なお礼や記念日にもぴったりです。 

SNSで贈れるギフトは、数百円のプチギフトから数万円規模の商品まで、価格帯や種類が豊富です。贈る相手や目的に合わせて柔軟に選べるため「高すぎず、軽すぎない」ちょうどいい贈り物ができるとして重宝されています。 

SNSで拡散されやすい特性を活かし、企業のキャンペーン景品やプロモーション施策としても多く活用されています。従来の郵送型ギフトよりも発送や在庫管理の手間が少なく、スピーディに配布できる点も好評です。

• 誕生日・記念日のお祝いに 

SNS上で気づいた誕生日をその場で祝うことが可能。 
ギフトURLを添えて「おめでとう！」といった気持ちも一緒に贈るだけで、気軽なサプライズに。

• ちょっとしたお礼・ご挨拶に 

「この間はありがとう」「おつかれさま」など、言葉だけでは足りない感謝の気持ちをワンコインギフトに添えて贈る人が増えています。 

• 推し活・ファンコミュニティで

SNS上で仲良くなった “ 推し友 ” に、コンビニのコラボスイーツのギフトを贈るなど、オンラインでのつながりを深める手段としても人気です。

• SNSキャンペーンの景品として

「フォロー＆リポストでギフトが当たる」などのSNS施策に、即時性のあるSNSで贈れるギフト（デジタルギフト）がよく使われています。 
物理配送よりもコスト削減が期待できます。

• アンケート・来店促進のインセンティブに

回答者や来店者へのお礼として、SNS経由でギフトを贈ることで、手間を減らしつつユーザーの満足度向上にもつながります。

• 社内コミュニケーションにも

リモートワーク時代に増えた “ オンライン表彰 ” や “ 感謝の気持ち ” の伝達にも、SNSで贈れるギフトが活用されています。経費精算がしやすいギフトサービスもあり、総務部門にも好評です。

個人・法人問わず、気持ちをスムーズに届けられるSNSで贈れるギフトは、日常のちょっとした瞬間からビジネスシーンまで、活用の幅がますます広がっています。

SNSでギフトを贈るとき、どのサービスを使えばよいか迷う方も多いでしょう。 
ここでは、用途やターゲットに応じたおすすめのギフトサービスを8つご紹介します。 
それぞれの特徴や利用シーンに注目して、自分に合ったものを選んでみてください。 

法人でキャンペーンやアンケート謝礼を配布したい、SNS施策に強いサービスで効率的に効果を最大化したい

●特徴：法人向け

最小ロットなし、最短翌日納品で、小規模な施策から対応可能。 
業界最多の100ブランド・1,000種類以上の商品ラインナップを提供。 

SNSとの親和性が高く、デジタル施策に最適な機能が充実。

• 抽選結果をその場で知らせて、当選者にギフトを即座に配布できる「インスタントウィンdeギフト」 
• アンケートに答えてもらうと即座に謝礼デジタルギフトを贈れる「アンケートdeギフト」 

• LINE公式アカウントの友だち追加と連動して、その場でギフトを配れる「LINE友だち追加deギフト」 

など、SNSの拡散性・即時性を活かした多彩なプロモーションが可能。

また、ギフトURLの一括配信やCSV管理、請求書対応など法人ニーズにもきめ細かく対応します。 

●使い方の一例：

SNSキャンペーン応募者への抽選景品・アンケート謝礼、LINE友だち獲得施策、社員へのインセンティブ配布 

日頃からLINEを使っている人、誕生日やちょっとしたお礼を贈りたい人

●特徴：個人向け

LINEのトーク画面へ直接ギフトを贈れる利便性が魅力。 
ローソンやスターバックスなどのコンビニ・カフェ系から、雑貨やコスメまで品揃えが豊富。

●使い方の一例：

誕生日のお祝い、ちょっとした差し入れ、友人へのお礼など。

おしゃれで気軽なお礼を贈りたい

●特徴：個人・法人

好きなメッセージと共にスターバックスのドリンクチケットを贈れます。 
デザインテンプレートも豊富。

●使い方の一例：

お世話になった人へのちょっとした感謝の気持ち、フォロワーへのお礼企画など。

 実用性を重視したい、相手の好みに悩みたくない

●特徴：個人・法人

15円から自由に金額指定可能。Eメールでの送付に対応しており、ビジネス利用にも便利。

●使い方の一例：

内祝い、お祝い金代わり、SNS懸賞企画など。

高級感のあるプレゼントをSNSでスマートに贈りたい方 

●特徴：個人・法人

伊勢丹のセレクト雑貨・グルメを住所不要で贈れる。 
受け取り手が住所を入力する形式で、サプライズ性もあり。

●使い方の一例：

結婚祝い、昇進祝い、フォロワーへの高級プレゼント企画など。

気軽に感謝を伝えたい、SNS上で応援の気持ちを贈りたい

●特徴：個人向け

100円〜のギフトが豊富で、SNSシェア用のURL形式で送付可能。 
贈り手の名前も自由に設定でき、匿名利用にも対応。 
法人向けに giftee for Business あり。

●使い方の一例：

SNSフォロワーへのプレゼント企画、感謝の気持ちの可視化に。

Visa eギフトやAmazonギフトカードのコードなどを即時発行・SNS送信したい方 

●特徴：法人向け

主要ブランドのデジタルコードをその場で購入し、メールやSNSですぐ送信可能。 
実物のギフトカードも取り扱いあり。 
個人向けにはKiigoで同様に購入が可能。

●使い方の一例：

販促景品として、キャンペーン応募者への送付、来場者特典、SNS施策連動。

幅広い年齢層に対応したギフトを贈りたい

●特徴：個人・法人

コンビニやドラッグストアなど利用店舗が多く、スマホにURLを送付するだけで使える。 
法人利用にも対応。

●使い方の一例：

複数人への配布、アンケートや施策の謝礼、教育機関での活用など。

贈る相手やシーンによって最適なサービスは異なります。 
普段のやり取りがLINE中心なら「LINEギフト」、キャンペーン目的なら「mafin」、福利厚生や取引先への送付なら「Kiigo for B2B」、上質なギフトを届けたいなら「moodmark」など、目的別に選ぶことでより喜ばれるギフトになります。

法人向けデジタルギフトサービスについては以下の記事もぜひ参考にしてください。

SNSでギフトを贈る際は、手軽さやスピード感だけにとらわれず、相手に配慮したマナーを意識することが大切です。オンラインで完結するとはいえ、贈り物であることに変わりはありません。 
ここでは、SNSギフトを活用する上での基本的なマナーや注意点を紹介します。

SNSで贈れるギフトは誰にでも気軽に贈れる反面、「唐突すぎる」「関係性によっては重い」といった印象を与えてしまうことも。

例えば、ビジネス上の関係や、あまり親しくない相手に高額なギフトを突然贈るのは避けましょう。

ポイント：

• 初対面や面識の浅い相手には、低価格のカジュアルなギフトを選ぶ
• 親しい友人や家族には、相手の好みに合ったギフトを選ぶことで、気持ちが伝わりやすくなる

SNSで贈れるギフトの特徴は、メッセージを一緒に添えて贈れる点です。

ただギフトコードを贈るだけでは、機械的・無機質な印象を与えかねません。

ちょっとした一言でも「気にかけている」という気持ちが伝わり、ギフトの価値がぐっと高まります。

例：

• 「いつもありがとう！休憩時間にどうぞ」
• 「お疲れさま！リフレッシュに使ってね」
• 「お誕生日おめでとう！素敵な一年になりますように」

SNSで贈れるギフトはいつでもすぐに贈れるため、相手の都合を考えずに贈ると、迷惑に感じられることもあります。深夜や早朝、仕事中に通知が届くと相手の負担になる場合も。

送信するタイミングには配慮が必要です。

ベストタイミングの例：

• 相手が在宅していそうな夕方〜夜（18〜21時ごろ）
• 誕生日や記念日など、特別なタイミング
• 「お疲れさま」「頑張ってね」といった節目の時期

SNSで贈れるギフトの多くは住所不要ですが、中には住所入力が必要なギフトも存在します。

その場合、相手に入力を依頼する必要があり、不安を与える可能性も。

贈る前にサービスの仕組みを理解し、相手に安心してもらえるよう配慮しましょう。

企業がSNSで贈れるギフトを活用する場合は、社内でのルールや贈答マナー、法規定に注意する必要があります。

例えば、取引先への贈答では「贈りすぎ」「受け取り拒否」「コンプライアンス違反」といったリスクも。キャンペーン等では「景品表示法」に違反しないかの確認が必要になります。

社内ルールや企業文化、法規定を確認のうえ、適切に運用しましょう。

景品表示法については以下の記事で詳しく解説しています。

SNSで贈れるギフトは便利でスピーディな反面、ちょっとした配慮の欠如が相手に不快感を与える原因にもなり得ます。 
「自分がもらったらどう感じるか？」を意識して、心地よい贈り方を心がけましょう。 
丁寧な気配りが、ギフトの価値をより高めてくれるはずです。 

近年、法人においてもSNSで贈れるギフトの導入が加速しています。 
手間なく即時に送信できる利便性や、住所不要という点から、幅広い施策に活用されています。 
ここでは、主な活用シーンと具体的な導入事例をご紹介します。 

法人にとってSNSで贈れるギフトは、コストや人的リソースを抑えつつ、スピーディに顧客や従業員へアプローチできる優れた手段です。

●住所不要・即時配信

配送手配や管理の手間が不要。

キャンペーン応募から受け取りまでのスピードが早く、施策の反応率も高まります。

●開封率が高い

SNSやメール経由で直接リーチできるため、従来の郵送型施策と比べて開封・受取率が高い傾向にあります。

●ブランドの好感度向上

受け取り手の「うれしい体験」として記憶に残り、企業イメージの向上にもつながります。

SNSで贈れるギフトは、購買促進や新商品の認知拡大にも有効です。

事例：飲料メーカーの「インスタントウィンdeギフト」活用SNSキャンペーン

X上で抽選型キャンペーンを実施。「フォロー＆リポスト」で自動抽選、その場で当選結果が分かり、デジタルギフトを即時配布。参加率・拡散力が大きく向上しました。

問い合わせ対応後やクレーム対応のお詫びなどにも、デジタルギフトは活躍します。

事例：通信事業者のサポート施策

カスタマー対応後のフォローとして、500円分のデジタルギフトを即時送付。

「丁寧な対応＋心づかい」により、CS向上とロイヤルティの改善が見られました。

従業員向けのインセンティブや、季節のご挨拶などに使われるケースも増えています。

事例：IT企業の従業員満足度施策

在宅勤務中のリフレッシュを目的に、全社員へコーヒーチェーンのデジタルギフトを支給。

配送手配や在宅住所の把握が不要で、管理部門の負担軽減にもつながりました。

SNSで贈れるギフトは、企業間の関係性構築にも柔軟に活用されています。

事例：人材サービス企業の「アンケートdeギフト」「LINE友だち追加deギフト」活用

セミナー参加者へのアンケート謝礼として、アンケート回答画面上でデジタルギフトを即時発行。「回答したらすぐギフトがもらえる」仕組みで参加率がUP。

LINE公式アカウントの友だち追加時にギフト付与を実施し、新規獲得やエンゲージメント向上にも成功しています。

以下のサービスは法人向け機能（請求書対応、CSV一括送付、キャンペーン管理など）を備えており、ビジネス利用に適しています。

●mafin（マフィン）

商品ラインナップが多彩で、インスタントウィン、LINE友だち追加、アンケート連動など、SNS施策に特化したデジタルギフト配布機能が強み。

例えば、XやInstagramのハッシュタグ投稿キャンペーンで使える「インスタントウィンdeギフト」や、LINE公式アカウントへの友だち追加とギフト配布を同時に実施する「LINE友だち追加deギフト」、参加率アップに直結する「アンケートdeギフト」など、SNS上で話題を呼ぶ施策設計に対応しています。

少額ギフトから大規模キャンペーンまで対応可能です。

●Kiigo for B2B

各種デジタルギフトコードを一括購入・送付。汎用性が高く、導入企業も多数。

●デジコ

Pexポイント経由で交換先を自由に選べるポイント制。少額から交換可。

●giftee for Business

スターバックスやコンビニなど有名ブランドの商品をノベルティとして活用可能。えらべるギフトや抽選キャンペーンにも対応。

SNSで贈れるギフトは、単なる景品やノベルティの枠を超え、顧客・従業員との信頼関係やロイヤルティを築く「体験」として注目されています。費用対効果を意識しつつも、人の心に届く価値ある贈り物として、今後ますますビジネスシーンでの活用が広がっていくでしょう。 

SNSギフトは、住所不要・即時送信・選べる自由度といった特徴を備えた、現代の非対面コミュニケーションに最適なギフト手段です。プライベートでの活用はもちろんのこと、企業のマーケティング施策や社内施策においても、高い利便性と柔軟性を兼ね備えたツールとして注目されています。

例えば、アンケート謝礼やSNSキャンペーンのインセンティブとして導入することで、参加率やエンゲージメントの向上が見込まれます。さらに、社員表彰や福利厚生の一環としても、個々の好みに応じた満足度の高いギフト提供が可能です。

また、デジタルギフトサービスの多くは、一括配信や管理機能、カスタマイズ機能（社名・ロゴ入りメッセージなど）を備えており、効率的な運用とブランディングの両立が図れます。

導入時には、目的や予算、対象者に応じて最適なサービスを選定し、セキュリティやサポート体制、配信方式などを事前に確認することが成功の鍵となります。

「気持ち」や「感謝」をデジタルでスマートに届ける——

SNSで贈れるギフトは、コスト効率と体験価値を両立させる新しいビジネスソリューションです。 
今後の施策にぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。