デジタルギフトを使ったキャンペーンにより顧客に喜ばれる集客・PRを実現する
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Amazonギフトカードやコンビニの電子マネーを中心に、身近な商品が多くあるデジタルギフト。
デジタルギフトの特徴を活かしたキャンペーンをきっかけに、自社や店舗のファン獲得を期待できます。
本記事ではデジタルギフトのキャンペーンの具体的な事例や、キャンペーンに役立つデジタルギフトをご紹介します。
狙ったターゲットに喜ばれるキャンペーンを企画して、より多くの顧客流入を目指しましょう。
デジタルギフトを使ったキャンペーンとは?
デジタルギフトを使ったキャンペーンは、以下のように顧客へのお礼として活用できます。
- アプリ会員の登録によりAmazonギフトカードをプレゼント
- アンケート回答を条件にコンビニスイーツの引換券をプレゼント
など、来店促進や商品PR、市場リサーチに有効です。
ギフトを入口として、顧客を巻き込みつつ自社のブランディング(企業イメージの定着)も行えます。
ギフトは電子マネーなど気軽に使えるものから、家電や日用品などのアイテムやアミューズメント施設の入場チケットなど幅広くあります。受け手もキャンペーンに参加しつつ、実用性のあるギフトをゲットできるのが魅力です。
キャンペーンを成功させるには、実際に行われた企画やコツを参考にするだけではなく「顧客に求められるギフトの在り方とは?」といった深掘りが大切です。
デジタルギフトを導入したキャンペーン事例
デジタルギフトを導入したキャンペーンの実例を紹介します。
それぞれ「どのような工夫を凝らし、どんな結果になったのか」の 過程を参考にしてみてください。
実例からヒントを得ることにより、自社のキャンペーンも成功へと近づきます。
Twitterフォロー&リツイートを条件にしたキャンペーン|神在月のこども製作御縁会
映画のプロモーションを目的に、Twitterの特徴を活かした事例です。
SNSのなかでも、投稿の拡散機能である「リツイート」をキャンペーン応募の条件としました。キャンペーンツイートが広がるにつれて、掛け算的に映画の宣伝に波及できます。
フォロー&リツイートと、たった2ステップで終わる参加資格であったのも、良い影響をもたらしました。
当キャンペーンは「約1時間でリツイート約1万件&約8,000のフォロワー獲得」といった、目に見える成果を生み出しました。
さらに、ツイートには映画の名前をハッシュタグで載せており、そのおかげで約10,000件のハッシュタグ投稿も達成しました。これにより、トレンド入り4位を果たしたのです。
Twitterの拡散性を利用して認知を広める、良いプロモーション例と言えます。
参考:https://gift.realpay.jp/case/
アンケート回答により抽選会を行うキャンペーン|アサヒ飲料株式会社
有名飲料メーカーが、自社サービスの利用属性(性別や年齢などの顧客層)を集めるためにデジタルギフトを導入した事例です。
アンケート回答に対する景品を自社の商品ではなく、あえてデジタルギフトにすることにより、従来とは異なる顧客層からの反応を得られたそうです。
「交換するギフトを自由に選べる」といった、デジタルギフトのメリットが活かされたキャンペーンといえます。
参考:https://news.mynavi.jp/kikaku/20210924-1972280/
その場で抽選結果のわかるインスタントウィン|株式会社ナムコミュニケーション
事例に登場するインスタントウィンは、結果がその場でわかる仕組みのことです。
宝くじのスクラッチと同様で「もしかしたら当たるかも」といったワクワクを生みます。
当選結果までに時間を要さない気軽さは、キャンペーンへの参加率アップにも直結するでしょう。
事例においては、3日間でSNSのフォロワー1万人以上が増えたとのこと。
人気アイテムをデジタルギフト(事例では話題の「瞬間冷凍パン」)として選定することも、多くのユーザーを惹きつけるコツです。
参考:https://biz.cotoco.net/blog/case-studies-namujapan/
モデルハウス来場への謝礼としてデジタルギフトを活用|株式会社エドケンハウス
店舗への来店や商品購入のお礼として、ギフトを提供するキャンペーンです。
キャンペーン賞品をデジタルギフトへシフトさせたことにより、管理や経費にまつわる作業負担を減らす効果がありました。
また、ホームページ上のキャンペーン告知から、デジタルギフトへの導線を張ることにより、集客数1.5倍と目に見える成果も生まれたようです。
このようにSNSと自社のホームページと組み合わせることで、より多くの流通経路を確保することもできます。
参考:https://digi-co.net/case/edokenhouse
LINEの公式アカウントを介して新しいターゲット層にアプローチ|フレイアクリニック
デジタルギフトのプレゼントにより、LINEのメインユーザーである若年層を安定的に獲得できた事例です。
2週間で約3万人のLINE友だちを集めることに成功しました。
広告のみでの集客はコストがかさみますが、事例では低単価で運用できています。
キャンペーン応募の条件を「自社の脱毛サービスの動画視聴」と簡易的にしたこともポイントです。
PRと同時に応募率の底上げ効果も生んでいるので、PRも兼ねたキャンペーンをする場合に参考になる事例です。
参考:https://giftee.biz/cases/frey-a
自社の福利厚生を目的として従業員満足度の向上|株式会社Johnson& Johnson
顧客だけではなく、従業員への福利厚生としてデジタルギフトを導入した事例です。
「インセンティブの一環として」または「社員の誕生日に贈る」と、企業カラーに合わせてアレンジできるのも魅力です。
デジタルギフトは、交換する内容や活用方法を受け手が選べます。
従業員の趣味嗜好はそれぞれ幅があるからこそ、自由度の高いデジタルギフトが活躍してくれます。
参考:https://mafin.gift/johnson_johnson
キャンペーンを成功させる着眼点とは?
デジタルギフトを使ったキャンペーン成功のポイントを抑えておきましょう。
見えてくる傾向を自社キャンペーンに活かすことで、集客や売上における目的を達成しやすくなります。
ターゲットを絞ることにより顧客に刺さる企画となる
ターゲットとする年齢、性別または特徴と、キャンペーン賞品のすり合わせが必要です。
たとえば、顧客の中心が男性メインにもかかわらず、スイーツや高級スパのような女性ウケのよいギフトであれば、ターゲットには刺さりにくいといえます。
また、SNSにおいてフォロワーの大幅な増加を目指す場合も工夫が必要です。
ギフトの当選者数を増やすほど、期待の高さからキャンペーン参加への気持ちが向かいやすくなります。
SNSはハッシュタグを付けるとユーザーが見つけやすくなる
InstagramやTwitterなどのSNSにおいて「#(ハッシュタグ)」を文中に混ぜることにより、ユーザーから見付けてもらいやすくなります。
たとえば「#デジタルギフト」「#プレゼント」といった直接的なワードや、店舗名や企業名といった固有名詞を入れるとよいでしょう。
キーワードにより優先的に表示されたり、リツイートにより拡散されたりを見込めます。
「フォロー&リツイートによりデジタルギフトプレゼント」といった方法をとると、フォロワーの増加が見込めます。
期間限定のキャンペーンは特別感を生む
今すぐの応募を促す工夫もキャンペーンには有効です。
「2月末までの期間限定」あるいは「先着100名にデジタルギフトプレゼント」といった設定は、購買心理にダイレクトにアプローチします。
「無くなる前にいち早く応募しよう」と、キャンペーン参加への意欲を掻き立てる効果があるのです。
デジタルギフトは、スマートフォンから手軽に応募する企画が中心だからこそ、応募されやすくなるでしょう。
結果がすぐにわかるインスタントウィンは当選の期待感を高める
インスタントウィンは、デジタルギフトを使ったキャンペーンとの相性が抜群です。
「当選結果がその場でわかる」といった特徴が、ユーザーのワクワク感をくすぐります。
デジタルギフトに応募したことのある444名へのアンケート結果でも、約64%がインスタントウィンに好意的なイメージをもっています。(参考:キャンペーンに関する意識調査レポート|スターティアラボ株式会社)
また「集客・フォロワーの人数アップ」を念頭に置いたキャンペーンでは、当選人数と引き換えにギフトにかけるコスト削減も必要です。
せっかくのキャンペーンも、コスト負担で赤字となっては効果が半減するからです。
しかし、デジタルギフトは100〜300円のような低単価から購入できます。つまりデジタルギフトの単価設定の低さは、当選者数を大きく設定しやすいメリットがあるのです。
デジタルギフトを利用したキャンペーンのメリットとは?
デジタルギフトがもたらすメリットを確認しましょう。複数あるメリットにより、自社が抱えている悩みを解決に導くことができます。
キャンペーン商品の在庫を抱えるリスクがない
ギフトをカタチのないデジタルギフトに置き換えることにより、在庫管理によるデメリットをなくせます。
たとえば、ギフトの仕入れや倉庫管理、食品であれば賞味期限など、在庫を抱えるほどリスクが生じるもの。しかしデジタルギフトはオンライン上での受け渡しのため、上記の問題が解決します。
飲食店の金券やコンビニスイーツの引換券を選べば、ギフト当選者もいつでも美味しい状態を味わえます。
ギフトを配送するコストや手間を減らせる
デジタルギフトには、従業員の業務負担を削減する効果があります。
ギフトの発注や管理、当選者への発送連絡など労働力を必要とするでしょう。
たとえば、街頭でのサンプリングは、スタッフの人数や時間といったリソースが大きく掛かることにすることに。
しかし、デジタルギフトであれば上記の工程を解決します。
さらに、氏名や住所といった個人情報も保有しなくても当選者にプレゼントできるため、個人情報管理の手間を軽減できます。
デジタルギフトは当選者自身が商品と交換することになるため、従来のキャンペーンと比べて主催者側の業務が一部簡略化されます。
キャンペーンにまつわる負担を減らすことにより、労働力を別のタスクへと充てることが可能です。デジタルギフトは、キャンペーンの成功と業務効率化の2つを得られるメリットがあります。
キャンペーン景品の種類を充実させられる
デジタルギフトの景品は多種多様にあり、ギフト選定への悩みが解決します。
たとえば普段のお買い物に使える電子マネーや、人気カフェのドリンクチケットといった身近なギフトがよく選ばれています。
だれもが使いやすい内容だからこそ、幅広いターゲット層にアプローチできるのです。
また、当選者数が少なくプレミアム感を演出したい場合は、アミューズメント施設の入場券や家電・日用品などの高額なギフトも有効です。
デジタルギフトを使ったキャンペーンが顧客に喜ばれる理由
株式会社VOYAGEMARKETINGが1,200名に対し行った「金券やポイントキャンペーンに関する意識調査(参考:2020年、株式会社VOYAGEMARKETING)」によると、オンライン上のキャンペーンは、多くの支持を集めることがわかっています。
具体的に理由を確認してみましょう。
スマートフォン上ですぐにキャンペーンに参加できるから
株式会社VOYAGEMARKETINGの調査によると、およそ8割の回答者が「景品の受取手続きはオンライン上で済ませたい」と、スマートフォンで応募を希望しています。
郵送受け取りやカタチのある現物は、自宅で待ったり手荷物が増えたりと手間が増えるものです。
反対に、デジタルギフトは「デジタルギフトコード」と呼ばれる技術を利用します。
そのため、オンラインだけではなく実店舗でも受け取り可能です。
QRコードやバーコードを読み取ってもらうことにより、スマートフォン1台で完結するスピード感があるのです。
自分の好きなギフトを自由に選択できるから
株式会社VOYAGEMARKETINGの調査によると、およそ85%の回答者が「交換するギフトを自分で選びたい」と、柔軟さを求めています。
デジタルギフトサービスによっては、デジタルのカタログギフトもあり、何百種類の景品から受け手が選択できます。
ギフトが限定されていない分、選ぶ楽しさも生まれるのです。
身近なお店やサービスのギフトが多くあるから
ギフトの使いやすさもデジタルギフトが選ばれる理由です。キャンペーン商品が魅力的なものかどうかは、人により違います。
同じグルメ系でもカフェが好きな人もいれば、ドーナツの引換券に惹かれる人もいるでしょう。
デジタルギフトサービスの多くは「スターバックス」や「ミスタードーナツ」など、人気店の金券を数多く揃えています。
また、各種ポイントも人気です。楽天ポイントやPayPayポイントなど、普段使用しているキャシュレスサービスとの連携もお買い物に便利な仕組みです。
おすすめのデジタルギフトを扱うサービス
キャンペーンを成功させるためにも、デジタルギフトのサービスを具体的に把握しておきましょう。
いずれのサービスもキャンペーン開催と相性のよいものばかりです。
マフィン
インスタントウィンを利用したキャンペーンの際には、マフィンがおすすめ。
特徴はデジタルギフトの提供のみならず、キャンペーンへの支援や、リーズナブルなシステム導入も行っている点です。
- 800種類以上のギフトはURLを送るだけ
- キャンペーンの媒体に合わせたシステム提供
- 最低発注ロットがなく予算に合わせて利用可能
- オリジナルのメッセージプレート機能付き
マフィンはキャンペーンに関する悩みや進め方へのアドバイスを受けられます。SNS連動やインスタントウィンなどの、キャンペーンに適したシステムの導入までサポート依頼が可能です。
手間をかけずに済み、コストパフォーマンスが高いと高評価も得ています。
デジタルギフト
デジタルギフトはキャンペーンにも役立つ機能が充実しています。自社の企画にマッチしたサービスの使い方が見つかるでしょう。
- 安価な手数料によりキャンペーンコストを抑えられる
- 自社の商品やサービスもデジタルギフト化できる
- YouTube動画にキャンペーンページのリンクを埋め込みできる
- Twitterを利用した幅広いカスタマイズを行える
とくにTwitterは「フォローのみ」または「リツイートも条件に加える」といった詳細な条件設定ができます。
ソウ・エクスペリエンス
ソウ・エクスペリエンスは「体験ギフト」をメインに揃えています。他社とは一線を画すギフトだからこそ、目立つキャンペーンを企画できます。
- 約200種類の体験ギフト(アクティビティやグルメ、ファッションなど約200種類)から選定できる
- 受け手が内容をアレンジできるカスタムオーダーギフトあり
- 「3,000円台」または「30,000円以上」と予算に合わせられる
- スマートフォンで受け取れるデジタルチケットも扱える
カスタムオーダーギフトは、ギフトの満足度アップに貢献します。
cotoco
cotocoは、システム導入が20万円とリーズナブルです。
・TwitterやLINEを利用するためのシステム提供を受けられる
・発行手数料が低コスト
・API連携により自社システムとの連携を行える
問い合わせからの素早いレスポンスにも定評があります。加えて、業界や目的に合わせたギフトの提案もあり、効果の見込めるキャンペーンが生まれるでしょう。
EJOICAセレクトギフト
EJOICAセレクトギフトは、豊富な電子マネーやポイントを選べます。使い道が幅広いため、キャンペーン内容を問わず採用しやすい点がポイントです。
・選べるギフトは全17種(Amazonギフトカード、dポイント、Pontaポイントなど)
・欲しいときにギフトコードを受け取れる発注管理
・キャンペーン利用者へのメール配信システム
キャンペーンは、開催した後の運営にも人出が必要です。EJOICAセレクトギフトは当選確認やメール配信などを依頼できるため、労力の削減につながります。
デジタルギフトはキャンペーン開催までの手間やコストを削減できる
デジタルギフトを使ったキャンペーンは、開催やその後の運営で効率化をはかることができます。
「利益率アップ」や「従業員の業務負担軽減」と、企業力の底上げにつながるからです。
更にSNSの拡散力を活用すれば、ブランディングも同時に進められます。
本記事で紹介した「顧客が求めるギフトやキャンペーン内容」の追求こそが、多くの顧客を獲得するカギになるでしょう。
※AmazonはAmazon.com, Inc. またはその関連会社の商標です。
※PayPayポイントは出金・譲渡はできません。
<引用/参考元>