SNSマーケティングのメリット3選 おすすめのマーケティング方法もご紹介
自社のサービスや商品に、SNSマーケティングを活用したいと考える人も多いでしょう。
SNSマーケティングが成功し、商品やサービスにファンが付くことで、低コストで購買や集客に繋げやすくなります。
ですが、自社の商品やサービスを「どのSNSを活用して、どのようにマーケティングをすればよいか」わかりづらいでしょう。
そんな人に向けて、SNSマーケティングのメリットについて、おすすめのマーケティング方法も含めてご紹介します。
SNSマーケティングのメリット3選
SNSマーケティングとは、SNSを活用して消費者とコミュニケーションをとり、ファン獲得や商品購入に繋げていくマーケティング手法です。具体的には、以下のようなメリットがあります。
- 顧客と直接的にやりとりできる
- 情報が拡散されやすい
- コストを抑えて情報発信できる
それぞれの特徴を、詳しくご説明していきます。
顧客と直接的にやりとりできる
まず、SNSでは顧客と直接的に、コミュニケーションをとることができます。企業の投稿に対して、コメントや意見が寄せられたり、こちらからその投稿に返信することも可能です。このように、相互のコミュニケーションによる、消費者の関心や信頼が上がることは、マーケティングにおいて大きなメリットとなるでしょう。
情報が拡散されやすい
SNSでは投稿に対して、ユーザーからを行われます。1つの投稿が話題になり、膨大なユーザーが「いいね」や「リツイート」を続けていくと、情報が拡散され、国内外へ発信されるというケースもあるでしょう。さらに、「いいね」や「リツイート」の数を元に、自社が行ったマーケティング効果を数値化できる点でも便利です。
コストを抑えて情報発信できる
SNSでは、多くのフォロワーを獲得できれば、広告費をかけずに、多くの消費者に情報発信できます。また、そのフォロワーは、企業、商品に対して関心が高いユーザーです。不特定多数の消費者に情報が届く広告と比べて、質の高いユーザーにコストをかけず情報が届けられる点もメリットです。
マーケティングに活用されるSNS
マーケティングに活用されるSNSは、主に以下のようなものがあります。
- LINE
それぞれの特徴を、詳しくご説明していきます。
Twitter(ツイッター)
「Twitter」は、テキスト140文字を上限とした、短文投稿に特化したSNSです。国内の月間アクティブユーザーは、4,500万人と多くの人が利用しています。文章と合わせて画像や動画も投稿することができ、ライブ配信も可能になっているので、幅広い情報発信ができます。投稿に対してリツイートができる点で、各SNSの中でも拡散されやすい特徴があります。
(*1)
LINE(ライン)
「LINE」は、日本で最も主要なチャットツールとして、幅広い層が利用しているSNSです。国内の月間アクティブユーザーは8,600万人と非常に多く、利用しているユーザーも幅広い年代という特徴があります。企業のプロモーション方法としては、公式アカウントを作成や、ラインスタンプの作成などが主流です。また、トーク画面からの情報発信以外にも、以下のようなことも可能です。
- 顧客とチャットを行う(お問い合わせや相談)
- クーポンの配布
- 特定のサービスへのログイン
このように、機能面も充実しているので、顧客へさまざまなアプローチができるでしょう。
(*2)
Facebook(フェイスブック)
「Facebook」は、実名登録制で信頼性の高いSNSです。国内の月間アクティブユーザーは、2,600万人と多くの人が利用しています。また、テキスト、リンク、画像、動画などに対応しているため、さまざまな方法で情報発信ができます。実名登録制という点で、情報に信頼性があるので、他のSNSよりも炎上が少ない特徴もあります。
(*3)
Instagram(インスタグラム)
「Instagram」は、画像と動画共有がメインのSNSです。国内の月間アクティブユーザーは、3,300万人と多くの人が利用しています。写真加工のフィルターが充実しており、他のSNSと比べて、おしゃれな写真や動画が多く投稿される傾向にあります。Twitterでいうリツイート機能がないため、拡散性はそこまで高くありませんが、ビジュアルでの情報発信がしやすいのが特徴です。
(*4)
SNSマーケティングの方法
SNSマーケティングの手法は、主に以下のようなものがあります。
- 自社で運用
- SNS広告を出す
- キャンペーンを打ち出す
- インフルエンサーを起用する
それぞれの特徴を、詳しくご説明していきます。
自社で運用する
SNSの運用方法は、自社のリソースのみで行うか、外部に運用を依頼するかのどちらかになります。自社で運用を行うのであれば、運用チームを組むことが理想です。クリエイティブ作成や、分析、実際の投稿などの役割を分担することで、投稿頻度やそのクオリティを上げていきやすいでしょう。
しかし、リソースが足りず、SNS運用は担当者1人で行うケースも少なくありません。そのような企業では、文字数が少ない文章のみで投稿ができる、Twitterで運用を始めるのがおすすめです。
広告を出す
SNS広告はセグメントを細かく設定して、より多くのユーザーにアプローチできます。例えば、自社商品のターゲットが都内在住の30代女性だとします。そこで、Facebook広告を活用すれば、都内在住の30代女性のみに、広告を表示させることも可能です。上記のように、不特定多数に拡散させるのではなく、自社をまだ知らない潜在顧客にリーチできる特徴があります。
キャンペーンを打ち出す
SNSでのキャンペーンは、活用するSNSによって様々です。
Instagramのキャンペーン例
-
特定の#ハッシュタグを含めて、商品を撮影した写真をユーザーに投稿してもらい、その中から抽選でデジタルギフトやクーポンなどの特典をプレゼント
Twitterを活用したキャンペーン例
-
企業がクイズを出して、特定の#ハッシュタグを含めて、その回答を投稿してもらい、正解者の中からデジタルギフトやクーポンなどの特典をプレゼント
- 企業アカウントをフォロー、キャンペーンの投稿をリツイートした人の中から、デジタルギフトやクーポンなどの特典をプレゼント
下の記事で詳しくご紹介しています。
LINEを活用したキャンペーン例
- LINEの友達追加をしてくれたユーザーに、キャンペーンページへのリンク送付や、デジタルギフトを景品とした抽選を行う
上記のように、SNSキャンペーンは投稿やリツイートを促すことで、情報がより拡散されやすい特徴があります。
下の記事で詳しくご紹介しています。
インフルエンサーを起用する
SNSでは、インフルエンサーに自社の商品やサービスを、紹介してもらう方法も人気です。人気のYoutuberやインスタグラマーを活用することで、認知の拡大や購買、集客に繋げていきやすいでしょう。また、自社の商品やサービスのターゲットと、インフルエンサーが抱えるファン層が重なっていることで、より良い費用対効果が期待できます。
SNSマーケティングを活用しよう!
今回はSNSマーケティングのメリットについて、おすすめのマーケティング方法も含めてご紹介しました。SNSマーケティングすることによって、従来の広告などに比べてコストを抑えて、効率よく集客、ファン獲得を実現できます。
SNSは多くの人の生活に根付いていて、企業としてもビジネスチャンスを狙えるでしょう。
ぜひこの記事を参考に、SNSマーケティングの活用を検討してみてください。
<参考・引用元>
*1:Twitte『公式アカウント』
*2:LINE株式会社『2020年12月期第3四半期決算補足説明資料』
*3:CNET Japan『フェイスブック ジャパン長谷川代表が語る「退任の真意」』
*4:Meta『Instagramの国内月間アクティブアカウント数が3300万を突破』